シミを予防しながら透明肌を目指す人に使ってほしいのが、美白美容液。
美白美容液は、シミの元となるメラニンの生成を抑えるため、長期使用が前提です。
そのため長く使えるように、価格帯から選べる2024年最新の美白美容液を9選ご紹介します。
美白美容液の効果的な使用方法も解説しますので、ぜひご自身にぴったりな美白美容液を見つけてくださいね。
※美白とはメラニンの生成を抑えシミ、そばかすを予防すること
美白美容液でシミが消える?肌は白くなる?
美白美容液の使用で、シミが消えたり肌が白くなることはありません。
「美白」という言葉は、肌が白くなるイメージを持つ人がいるかもしれませんが、持って生まれた肌色より白くはなりません。
また、美白美容液に配合される「美白有効成分」は、メラニンの生成を抑える予防効果があります。
未来のシミを作らせないようにするのが美白美容液の使用目的です。
美白美容液の選び方
美白美容液は非常に多くの種類が販売されており、どれを選べばいいのか迷いがちです。
美白美容液は以下の3つのポイントに絞って選ぶのがおすすめ。
- 価格帯から選ぶ
- 美白有効成分で選ぶ
- 肌質で選ぶ
価格帯から選ぶ
美白美容液は、1,000円台から数万円するものまで価格帯が非常に幅広いです。
1本あたりの価格と容量をチェックし、月割りしてみてください。
1か月3,000円までOKの方なら、50mL(2か月分)で6,000円以内だと許容範囲内であることがわかります。
美白有効成分で選ぶ
厚生労働省で認可された美白有効成分はたくさんありますが、それぞれの美白有効成分によりメラニンへのアプローチの仕方が異なります。
美容液に配合される有効成分で選ぶ方法があります。
メラニン生成抑制タイプ
メラニン生成抑制タイプは、メラニンの生成を止める働きがある美白有効成分です。
肌刺激が生じにくく、敏感肌に使いやすいのもメリットでしょう。
- トラネキサム酸
- ナイアシンアミド
- カモミラET
- VEP-M
VEP-Mは、2021年頃に承認された新規有効成分で、シワ改善効果があることは広く知られていますが、美白効果、肌荒れ予防効果の3つが認められています。
2023年メナード化粧品から「薬用ラインズセット」として発売。
参考資料:PETIMES
メラニン排出タイプ
メラニン排出タイプは、ターンオーバーに着目し、メラニンの排出を促すことでシミを予防する美白有効成分です。
- デクスパンテノールW
- エナジーシグナルAMP
デクスパンテノールWは、ポーラ、オルビスで使われており。エナジーシグナルAMPは、大塚製薬のインナーシグナルに配合されています。
チロシナーゼ阻害タイプ
チロシナーゼ阻害タイプは、メラニンを作る酵素であるチロシナーゼの活性を抑えることでシミを予防します。
- 4MSK
- ルシノール
- コウジ酸
メラニン還元タイプ
メラニン還元タイプは、メラニン色素を還元することでシミを予防します。
- アスコルビン酸
- ビタミンC誘導体
ハイドロキノンはメラニンを還元する働きがありますが、現在は美白有効成分としては認可されていません。
肌質で選ぶ
美白美容液を肌質で選ぶ場合は、以下をチェックしてみましょう。
敏感肌 | トラネキサム酸や肌荒れ予防成分が配合されているもの |
ニキビ | |
脂性肌(オイリー肌) | アスコルビン酸、ビタミンC誘導体が配合されているもの |
年齢肌 | ナイアシンアミド、VEP-Mが配合されているもの |
ナイアシンアミドとVEP-Mは、シワ改善効果も認められているため、年齢肌のお悩みサポートに効果的です。
価格帯から選ぶおすすめ美白美容液
ここでは、プチプラ美白美容液、ミドル価格美白美容液、デパコス美白美容液の3つのカテゴリーで合計9選ご紹介します。
2024年に発売されたばかりの注目の美容液や人気の美容液を厳選しましたので、ぜひ美容液選びの参考にしてみてください。
プチプラ美白美容液:~4,000円
プチプラ美白美容液は4,000円以内で購入できるものを3品ピックアップしました。
Yunth 生VC美白美容液
生VC美白1美容液は、1回使用分が個包装になった「使用期限30秒」の美容液2です。
不安定なビタミンC(アスコルビン酸)を1回ずつの個包装にすることで、ダイレクトに肌に届けられる画期的な美白美容液です。
全成分は、アスコルビン酸、プロピレングリコールの2つのみ。集中的にビタミンCケアをしたい方におすすめです。
商品名 | Yunth 生VC美白美容液 |
価格/容量 | 3,980円(税込)/1mL×28包 |
美白有効成分 | アスコルビン酸 |
KOSE モイスチュアマイルド ホワイト リペアエッセンス C100
モイスチュアマイルドホワイトリペアエッセンスC100は、シミ予防、ニキビ予防、毛穴3ケアができる高機能美容液です。
配合されている有効成分は、なんと3種類。美白有効成分のビタミンC誘導体4と肌荒れ予防有効成分のトラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウムを配合。
シミだけでなく、ニキビも同時に予防したい方におすすめです。
商品名 | モイスチュアマイルドホワイトリペアエッセンスC100 |
価格/容量 | 1,078円(税込)/20mL |
美白有効成分/肌荒れ予防有効成分 | L-アスコルビン酸2-グルコシド/トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム |
ちふれ 美白美容液 VC&AR
ちふれの美白美容液VC&ARは、美白有効成分をW配合しています。
美容液が1,000円台で購入できるので、プチプラ価格でシミケアをしたい方におすすめです。
ドラッグストアでの取り扱いも多く、無くなってもすぐに買いに行ける利便性も魅力でしょう。
商品名 | ちふれの美白美容液VC&AR |
価格/容量 | 1,650円(税込)/30mL |
美白有効成分 | L-アスコルビン酸2-グルコシド、アルブチン |
ミドル価格美白美容液:~6,000円
デパコスまでは手が出ないけど、ミドル価格なら続けられるという方におすすめの商品を3品ご紹介します。
オルビス アドバンスド ブライトニング セラム
アドバンスドブライムセラムは、2024年2月にリニューアルされた商品です。
旧商品よりも容量がアップし、値下げされたことから非常にお得になって登場した美白美容液です。
ポーラ・オルビスグループが独自開発した美白有効成分デクスパンテノールが配合されています。独自有効成分をお得価格で購入したい方におすすめです。
商品名 | アドバンスドブライムセラム |
価格/容量 | 4,620円(税込)/36mL |
美白有効成分/肌荒れ予防有効成分 | デクスパンテノールW/グリチルリチン酸2K |
ONE BY KOSE メラノショット W
メラノショットWは、天然由来の美白有効成分コウジ酸を配合した美白美容液です。
コウジ酸は、分子量が小さいため角質層のすみずみまでいきわたります。
肌にしっかり届けたい方におすすめの美容液です。
商品名 | ONE BY KOSE メラノショットW |
価格/容量 | 5,830円(税込)/36mL |
美白有効成分 | コウジ酸 |
エリクシールスポットクリアセラム WT
エリクシールのスポットクリアセラムWTは、資生堂が独自開発した美白有効成分4MSKとトラネキサム酸、純粋レチノールがトリプル配合された注目の美白美容液です。
美白だけでなく、肌の生まれ変わりに着目したレチノールで、肌の土台を整えます。
シミができやすい部分の集中ケアをしたい方におすすめです。
商品名 | エリクシール スポットクリアセラムWT |
価格/容量 | 4,950円(税込)/22g |
美白有効成分/薬用有効成分 | 4MSK、m-トラネキサム酸/純粋レチノール |
デパコス美白美容液:6,000円~
速攻ケアしたいという人は、デパコスクラスの美白美容液がおすすめです。
エピステーム ブライトプラズムレーザー
2024年3月にリニューアルされたエピステーム ブライトプラズムレーザーは、美白と肌荒れ予防の両天秤を叶えた美白美容液です。
1本で美白、乾燥くすみ、保湿ケア、ハリ対策ができるからエイジングサインにお悩みの方におすすめです。
商品名 | エピステーム ブライトプラズムレーザー |
価格/容量 | 14,300円(税込)/50mL |
美白有効成分/肌荒れ予防有効成分 | コウジ酸/アラントイン |
アルビオン セルフホワイトニング ミッション
アルビオンセルフホワイトニングミッションは、2024年2月に新発売された注目の美白美容液です。
肌をうるおいで満たし、透明感を制する美白美容液として人気が高まっています。
美白と乾燥をケアしたい方におすすめです。
商品名 | アルビオンセルフホワイトニングミッション |
価格/容量 | 8,800円(税込)/40mL |
美白有効成分 | トラネキサム酸 |
POLA ホワイトショット フェイシャルセラム
2024年2月に発売されたホワイトショットフェイシャルセラムは、3種類の有効成分と7種のポーラオリジナル成分を配合した、美白も美肌も目指す美白美容液です。
しっかりシミを予防したい方におすすめです。
商品名 | ホワイトショットフェイシャルセラム |
価格/容量 | 16,500円(税込)/25mL |
美白有効成分/肌荒れ予防有効成分 | ルシノール、アスコルビン酸2-グルコシド/グリチルリチン酸2K |
美白美容液の効果的な使い方
お気に入りの美白美容液を見つけたら、なるべく効果的に使いたいものです。
ここからは、美白美容液の効果的な使い方をお伝えします。
角質ケアをおこなう
肌に老化角質が蓄積していると、美白美容液がスムーズに浸透しません。
肌にごわつきを感じる、くすみがちな肌は、ピーリングやクレイパックなどで角質ケアをおこないましょう。
老化角質が除去できると、美容液の浸透が良くなるだけなく、透明感が出やすくなります。
美容液とは異なる成分の美白化粧水を使う
化粧水を塗布したあとに美白美容液を使いますが、化粧水も美白効果があるものを使うといいでしょう。
例えば、美容液にコウジ酸が配合されているものを使うなら、化粧水はトラネキサム酸など、異なる美白有効成分だとメラニンに多角的なアプローチが可能です。
日焼け止めを必ず塗る
美白美容液は、シミ予防ができますが、紫外線は予防できません。
美白美容液を使っても日焼け止めを塗らなければ、いたちごっこになってしまいます。
日焼け止めを必ず塗ってから出かけましょう。
美白美容液で未来の透明肌を目指す
美白美容液は、美肌ケアには欠かせないアイテムです。
使い続けることで、未来の透明肌を目指せます。
ぜひご自身にぴったりの美白美容液を見つけ、毎日のケアに取り入れてみてくださいね。