おすすめの乳液9選!年代別・肌質別の選び方や塗る順番も紹介

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肌のうるおいをキープしてくれる乳液は、毎日のスキンケアに欠かせないアイテムです。とはいえ「乳液を塗る順番は?」「自分に合う乳液の選び方は?」と悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は、乳液の使い方や年代別・肌質別のおすすめアイテムを紹介します。選び方のポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

目次

乳液とは

乳液とは、化粧水で補給した水分が肌表面から蒸発しないようにフタの役割をしてくれるスキンケアアイテムです。乳液には水分や油分を保持する「エモリメント効果」があり、肌をしっとり柔らかくしてくれます。

乳液はおもに「保湿乳液」「UV乳液」「化粧下地乳液」の3種類に分けられます。

  • 保湿乳液肌の保湿が目的で、乳液として最もポピュラーなタイプ
  • UV乳液:保湿に加えて紫外線カット効果もある。「朝用乳液」「日中用乳液」と呼ばれることも
  • 化粧下地乳液(ティント乳液)化粧下地を兼ね備えた乳液。ほんのり色がついており、肌をきれいに見せてくれる

朝・就寝前どちらも使用できるのは「保湿乳液」のみで、UV乳液と化粧下地乳液は就寝前の使用には向いていません。なお、本記事で紹介するおすすめの乳液はすべて「保湿乳液」です。

乳液とクリームの違いは油分の量

乳機とクリームは、どちらも肌を保湿・保護するためのスキンケアアイテムです。成分もよく似ていますが、油分の配合量やテクスチャーが違います。

乳液はスクワランオリーブ油といった液状(流動性)の油分が多く、固形成分の比率が少ないため、とろりと伸びが良いのが特徴です。軽やかなテクスチャーでみずみずしく、やわらかい肌に導いてくれます。

一方、クリームは乳液よりも油分が多く、水分の蒸発を防ぎうるおいをキープする「エモリメント効果」が高いのが特徴です。濃厚なテクスチャーで、保湿効果が持続しやすくなっています。

脂性肌でも乳液は必要

脂性肌の方は「もともと油分が多いから乳液はいらない」「乳液をつけたら余計にベタつくのでは?」と考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、化粧水だけで済ませると肌表面から水分が蒸発し、乾燥してしまいます。肌が乾燥するとバリア機能が低下してしまうため、肌はさらに多くの皮脂を分泌して外部刺激から守ろうとします。その結果、毛穴の詰まりや黒ずみ、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。

そのため、脂性肌の方も化粧水の後は乳液を使い、水分が逃げないようにフタをしましょう。ベタつきが気になる場合はさっぱりタイプの乳液を選んだり、部位によって塗る量を調整したりするのがおすすめです。

頬や目元、口周りなど乾燥しやすい部分はしっかり塗り、皮脂量が多いTゾーンやあごは薄く塗ることで、顔全体の水分・油分のバランスが整いやすくなります。

乳液を塗る順番と正しい使い方

基本的には、油分が少ない順に「化粧水→(美容液)→乳液→(クリーム)」と使うのが一般的です。ただし、乳液を塗るタイミングはブランドや製品によって異なるため、製品のパッケージや公式サイトなどで正しい順番を確認しましょう。

乳液を使う際はさくらんぼ2つ分程度を手のひらに取り、両手で馴染ませてから肌に塗るのがポイントです。頬や目元など乾燥しやすい部分から塗り、その後に額や鼻、あごなどに塗布しましょう。最後は、顔全体を手でやさしく包み込みハンドプレスしてください。

年代別のおすすめ乳液4選

年齢とともに肌の水分量や皮脂量が変化するため、乳液も年代に応じたアイテムを選ぶことが大切です。ここでは、おすすめの乳液を年代別に紹介しますので、ぜひチェックしてください。

10代におすすめの乳液

10代は、成長ホルモンや性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が多くなりがちです。皮脂が過剰分泌されると毛穴が詰まり、ニキビができやすくなります。濃厚な乳液はベタつきが悪化する原因になるため、油分の配合量が少ないさっぱりタイプの乳液がおすすめです。ニキビが気になる場合は、肌荒れを予防する成分が配合された乳液を使用しましょう。

クリアフル モイスチャー

公式サイト:オルビス株式会社

毛穴の詰まりやニキビに悩む10代にピッタリの乳液です。有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合され、ニキビを予防してくれます。さらに、ビタミンC誘導体をはじめとした5種の整肌成分がうるおいを与え、毛穴が目立ちにくい肌に整えます。

※テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、天然ビタミンE、イノシット、フィチン酸、ユズセラミド、スフィンゴ糖脂質=肌をなめらかに整える整肌成分

価格(税込)1,870円
内容量50g

20代におすすめの乳液

皮脂量は20代前半をピークに、その後ゆるやかに減少していきます。とはいえまだまだ皮脂分泌が盛んなため、毛穴の開きや黒ずみ、ニキビに悩む方が多いです。また、20代後半にはシミやそばかすが気になり始める方もいるでしょう。シミやそばかす、毛穴ケアには、ビタミンC誘導体が配合された乳液がおすすめです。

メラノCC 薬用しみ対策美白乳液

公式サイト:ロート製薬株式会社

メラニンの生成を抑える持続型ビタミンC誘導体「L-アスコルビン酸2-グルコシド」が配合され、しみやそばかすを防いでくれます。有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合されており、ニキビを防いでくれるのも魅力です。また、毛穴が気になる肌にもうるおいを与え、透明感のある肌へと導いてくれます。

価格(税込)990円
内容量120mL

30代におすすめの乳液

30代になると皮脂量が減少するとともに肌の水分保持力が下がり、乾燥肌や混合肌に傾く方が増えてきます。乾燥すると肌のバリア機能が低下してシミやくすみができやすくなるため、高保湿成分配合された乳液を取り入れましょう。

トゥヴェール ナノエマルジョンディープ

30代になると、肌の水分を保持する「セラミド」が減少し始めます。トゥヴェール ナノエマルジョンディープは「セラミド類似成分」※1を12%以上、「ヒト型セラミド」※2を5種類配合しています。化粧水のようなサラッとしたテクスチャーで、使いやすいのもポイントです。

※1 ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)(保護)
※2 セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP(保護)

価格(税込)3,060円
内容量60mL

40代・50代におすすめの乳液

40代半ばから女性ホルモンが減少し始め、50代に閉経を迎えるとさらに激減します。肌のハリや弾力を維持するコラーゲンやエラスチンも減少するため、しわやたるみが気になる方も多いです。高保湿成分のほか、エイジングケアに有効な成分も取り入れましょう。

エリクシール リフトモイスト エマルジョン

公式サイト:株式会社資生堂

ハリとうるおいに満ちた「つや玉」のある肌に導いてくれる薬用乳液です。厳選された美容成分でハリ※1とうるおい※2を与え、ふっくらした肌に導いてくれます。さっぱりタイプ・しっとりタイプ・とてもしっとりタイプの3種類があるため、肌質や好みに合わせて選んでみてくださいね。

※1 オトギリソウエキス、グリセリン (ハリ保湿)
※2 メリロートエキス、グリセリン(保湿)

価格(税込)3,850円
内容量130mL

肌質別のおすすめ乳液5選

適切なスキンケア方法は肌質によって異なるため、乳液も肌質に合わせて選ぶことが大切です。肌質は、おもに以下の5タイプに分類されます。まずは、自分の肌がどのタイプにあてはまるかを確認しましょう。

肌のタイプ特徴
普通肌・水分と皮脂のバランスが整っている
・かさつきやニキビなどの肌トラブルが少ない
脂性肌水分も皮脂も多く、ベタつきが気になる
・皮脂の過剰分泌によって毛穴の詰まりや開き、ニキビなどのトラブルが起こりやすい
乾燥肌水分も皮脂も少ない
・皮脂腺が小さいため毛穴は目立たないが、かさつきが気になる
・バリア機能が低下しやすく、肌トラブルを起こしやすい
混合肌乾燥しやすい部分と皮脂が多い部分の差が大きい
・水分と油分のバランスが崩れ、バリア機能が低下しがち
敏感肌・肌のバリア機能が低下しており、肌荒れしやすい
・スキンケアが肌に合わないことが多い

肌タイプは固定されているわけではなく、季節や健康状態、ストレスなどによって変動します。そのため、その時々の肌状態に合わせて適切な乳液を選ぶことが大切です。

以下では、肌質(肌の状態)別におすすめの乳液を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

普通肌におすすめの乳液

水分と皮脂のバランスが良い普通肌の方は、基本的にはどんな種類の乳液でも問題ありません。軽すぎず重すぎないテクスチャーの乳液を選ぶと肌に馴染みやすいでしょう。

ミノンアミノモイスト

伸びがよく、コクのある濃厚なテクスチャーでありながら、ベタつきが少ないのが特徴です。保湿力の高い9種類のアミノ酸※1が配合され、肌のバリア機能をサポートしてくれます。さらに、肌のキメを整える2種類のアミノ酸(保湿成分)※2により、透明感のある肌に導いてくれます。

※1 バリン、トレオニン、セリン、ロイシン、プロリン、ヒスチジン、グリシン、アラニン、アルギニン
※2 リシンHCl、カルノシン(アミノ酸誘導体)

価格(税込)オープン価格
内容量100g

脂性肌におすすめの乳液

脂性肌の方は、ベタつきが少なく、さっぱりとした使い心地の乳液がおすすめです。皮脂の過剰分泌によってニキビができやすい方は、肌荒れを防止する成分が配合された乳液を選びましょう。

キュレル 皮脂トラブルケア 保湿ジェル

公式サイト:花王株式会社

ニキビを防ぐ有効成分「アラントイン」が配合された医薬部外品の乳液です。高い保湿力があるセラミド機能成分やユーカリエキスも配合され、ニキビ対策しながら保湿ケアもできます。水ベースのジェルタイプでさっぱりしているので、脂性肌の方も快適に使えますよ。

価格(税込)1,980円
内容量120ml

乾燥肌におすすめの乳液

肌の水分量も皮脂量も不足している乾燥肌の方は、入念な保湿が欠かせません。ここでは、乾燥肌をうるおいで満たす、高保湿成分が配合された乳液を紹介します。

ケアセラ  APフェイス&ボディ乳液

公式サイト:ロート製薬株式会社

うるおい成分として8種類の天然型セラミドとペプチドCPが配合された乳液です。なめらかで伸びが良く、すーっと肌に馴染んでくれます。香料やパラベン(防腐剤)が使用されていないため、敏感肌の方も使いやすくなっています。200mLと大容量なのに税込1,180円とコスパが高いのもうれしいポイントです。

※ セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6Ⅱ、セラミドEOS、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン、ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン

価格(税込)1,180円
内容量200mL

混合肌におすすめの乳液

混合肌の方は乾燥しやすい部分とベタつきやすい部分が混ざっているため、両方に対応するタイプの乳液を選ぶと良いでしょう。

カルテHD バランスケア エマルジョン

ベタつかないのにしっとりうるおうオイルが配合され、乾燥・皮脂の両方を同時にケアできるのが特徴です。保水有効成分の「ヘパリン類似物質HD」と肌あれ防止有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」によって、肌のうるおいを保ちつつ肌荒れもケアできます。

価格(税込)1,980円
内容量120mL

敏感肌におすすめの乳液

敏感肌の方は肌のバリア機能が低下してトラブルが発生しやすい状態になっているため、肌荒れを防ぐ成分が配合された乳液がおすすめです。できるだけ肌に負担をかけないために、低刺激処方のアイテムを選びましょう。

イハダ 薬用エマルジョン

公式サイト:株式会社資生堂

不純物の少ない「高精製ワセリン(肌うるおいバリア保護成分)」が乾燥を防ぐとともに、外部刺激から肌を保護してくれます。さらに、有効成分「アラントイン」「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合され、繰り返す肌荒れを防ぎます。

アルコール(エタノール)やパラベン(防腐剤)、香料、着色料を使用していないため、敏感肌の方も毎日のスキンケアに取り入れやすいのが魅力です。

価格(税込)1,760円
内容量135mL

まとめ

乳液はさまざまなタイプがあるため、年代や肌質、肌悩みに合わせて選ぶことが大切です。乾燥しがちな方は油分が多いしっとりタイプ、ベタつきが気になる方は軽い使用感のさっぱりタイプがおすすめです。成分やテクスチャーにも注目し、肌に合う乳液を見つけてくださいね。

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