コウジ酸の効果を解説!おすすめのコウジ酸配合美白化粧品5選と食べ物も紹介

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コウジ酸は、一般化粧品や医薬部外品の美白有効成分として配合される成分です。

肌刺激がほぼないことから、敏感肌や年齢肌などのシミ予防に人気が高く、化粧水や乳液、美容液などに配合されています。

この記事では、コウジ酸の美白効果やおすすめの化粧品、コウジ酸が摂取できる食べ物についてくわしく解説します。

※美白とはメラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを予防すること
※浸透とは角質層まで
※エイジングケアとは年齢に応じたケアのこと
※くすみとは乾燥によるもの

目次

コウジ酸とはどのような成分?

コウジ酸は、日本で古くから味噌や醤油、日本酒などの製造時に使われる麹や発酵液にある成分です。

コウジ酸は、日本で1907年に発見された成分で、麹や酒作りをする人の手が白くきれいなことから研究が進められてきました。

1988年に医薬部外品の美白有効成分として承認されたのち、美白化粧品に配合されています。

参考資料:化粧品オンライン

コウジ酸とコウジ酸誘導体の違い

コウジ酸は、高い美白効果が見込めますが、酸化しやすく高濃度の配合が難しい成分です。

コウジ酸をより安定させ浸透を良くさせたものが、コウジ酸誘導体になります。

コウジ酸誘導体は、コウジ酸に脂肪酸を結合させた成分で、一般化粧品やクリニックの処方としても取り扱いされています。

美白有効成分として配合されているコウジ酸は、配合が難しいことから研究が重ねられ、高度な技術が必要とされています。

そのためプチプラ化粧品にはほぼ配合されておらず、ミドルプライスやデパコスなどのスキンケアで販売されています。

コウジ酸誘導体は美白有効成分としては認可されておらず、化粧品として使うならコウジ酸配合の美白化粧品がおすすめです。

コウジ酸誘導体は、クリニックの処方で使われることが多く、処方された場合は医師の指示に従ってご使用ください。

コウジ酸の美白効果のメカニズム

美白有効成分はメラニンの生成を抑えてシミやそばかすを予防することができます。

コウジ酸はどのようなメカニズムで美白効果があるのかくわしく見いきましょう。

メラニンを作るチロシナーゼを阻害

チロシナーゼはメラニンを生成する酵素で、紫外線を浴びるとメラニン生成を促進させます。

コウジ酸は、チロシナーゼに存在する銅イオンに結合し、酵素チロシナーゼの活性を阻害することでメラニンの生成を抑える効果があります。

分子量が小さく浸透しやすい

コウジ酸は他の美白有効成分、ビタミンC誘導体やアルブチンなどと比べると分子量が小さく、肌に浸透しやすいのが特徴です。

参考資料:化粧品オンライン

美容医療で使われるコウジ酸の効果

美容医療で使われるコウジ酸は、シミ治療の美白剤として処方をされています。

クリニックで使われるコウジ酸やコウジ酸誘導体には以下のような効果があります。

色素沈着を改善する効果

美容医療はシミ予防以外に、できてしまった色素沈着を改善する効果があります。

美容医療で処方されるハイドロキノンにも美白作用がありますが、敏感肌には刺激になる場合や人によって肌に合わないケースが見られます。

コウジ酸は、副作用が少なくデリケートな肌にも使いやすいため、ハイドロキノンの代用品として活用されています。

抗炎症や抗酸化作用

コウジ酸は、肌の炎症や活性酸素を抑える抗酸化作用や炎症を抑える効果があります。

肌の老化を予防し、若々しい肌の維持に役立ちます。

抗糖化作用

糖化とは、体内のあまった糖とタンパク質が結びつき「AGEs」という物質が生まれることをいいます。「AGEs」は、年齢とともに増加し、肌の黄ぐすみの原因となる老化物質です。

年齢とともに感じる黄ばんだくすみ肌は、体の内部で発生する「AGEs」が原因である場合が多いです。

コウジ酸は、「AGEs」の発生を抑える抗糖化作用があり、透明感のある肌を維持しやすくなります。

参考資料:イークリニック表参道for Men

コウジ酸の副作用や注意点

コウジ酸は天然由来成分の発酵過程で作られるため、肌への刺激が少ない成分です。

化粧品としての使用は、毎日継続して使用しても問題ないとされています。

2002年にマウスでの実験で「幹細胞腫瘍」が認められたことがあり、コウジ酸の製造が一時中止された時期がありました。

その後、化粧品に配合されるコウジ酸は、安全性に問題がないことがわかり、製造販売されています。

コウジ酸配合のおすすめ美白化粧品

コウジ酸配合のおすすめ美白化粧品を5選ご紹介します。

2024年リニューアルの化粧品を中心に、美白効果に期待できる商品を厳選しました。

ONE BY KOSE メラノショット W マスク a

ONE BY KOSEの『メラノショット W マスク a』は、速攻集中ケア美白マスクとして2024年2月に発売されたシートタイプのパックです。

メラニンの黒色化をブロックして、シミを予防するマスクなので、紫外線ダメージを受けてしまった日に速攻で使うのがおすすめ。

日焼けしたあとシミができやすい方や、長時間外出した日のスペシャルケアとして使えるマスクです。

美白有効成分が配合されたシートマスクは意外に少ないため、いざというときに持っておくといいでしょう。

商品名ONE BY KOSE  メラノショット W マスク a
価格/容量5,500円(税込)/21mL×4枚入り
有効成分コウジ酸

ONE BY KOSE メラノショット W

ONE BY KOSE の『メラノショット W』は、ミドルプライスで購入できるコウジ酸配合の美白美容液です。

コウジ酸配合の美容液は、1万円以上する商品が多いのですが『メラノショット W』は40mL入りで5,830円とコスパよく使えるため継続しやすいのがメリットでしょう。

「シミのもとを無色化してシミを根源から断つ」ことに着目して作られた美白美容液です。

ONE BY KOSEは、ドラッグストアでも取り扱いがある店舗があり、試供品を置いているので試供品を試したあと現品を購入すれば「買ったけど肌に合わない」というトラブルを防げます。

65mL入りのラージサイズや、2回目以降はお得な付け替え用もあります。

商品名ONE BY KOSE  メラノショット W
価格/容量5,830円(税込)/40mL
7,590円(税込)/65mL
有効成分コウジ酸

コスメデコルテ AQ アブソリュート ローション ブライト

コスメデコルテ の『AQ アブソリュート ローション ブライト』は、肌のすみずみまでうるおいがめぐる、保湿に特化したコウジ酸配合の美白化粧水です。

透きとおるような輝きを持つ肌を目指し、2024年2月にリニューアルされた注目のスキンケアで、数々の美容雑誌にも登場しています。

肌全体にみずみずしいツヤとハリを与えてくれるから、エイジングケアにおすすめの化粧水です。

商品名コスメデコルテ  AQ アブソリュート ローション ブライト
価格/容量11,000円(税込)/200mL
有効成分コウジ酸

インフィニティ イノベイティブ ブライト ローション XX

インフィニティ の『イノベイティブ ブライト ローション XX』は、美白有効成分のコウジ酸と肌荒れ予防有効成分のアラントインを配合した、デリケートな肌にも使いやすい処方の化粧水です。

2024年2月にリニューアル発売され、敏感肌でも使いやすい美白化粧水として注目を集めています。

ブッチャーエキスなどの保湿成分を贅沢に配合し、うるおいとみずみずしさを与えるケアにおすすめの1本です。

やさしさを追求したパラベンフリー処方になっています。

商品名インフィニティ  イノベイティブ ブライト ローション XX
価格/容量7,700円(税込)/160mL
有効成分コウジ酸、アラントイン

エピステーム ブライトプラズムレーザー

公式サイト:ロート製薬株式会社

エピステーム の『エピステーム ブライトプラズムレーザー』は、コウジ酸とアラントインのW有効成分を配合した美容液です。

大人のシミやくすみ予防のためにブライントニング美容液として、2024年3月にリニューアル発売されました。

1本で美白、くすみ、乾燥、ハリ対策ができるエイジングケアにもおすすめの美容液です。

関東、近畿、福岡の10か所のデパートでしか店頭販売をしていないため、遠方の方はネット購入が便利です。

商品名エピステーム  エピステーム ブライトプラズムレーザー
価格/容量14,300円(税込)/50mL
有効成分コウジ酸、アラントイン

コウジ酸が含まれている食べ物

コウジ酸は麹菌を含む食べ物から摂取でき、美容や健康をサポートする健康食品として海外からも注目されています。

麹菌とは、麹を作るためのカビの一種で、湿度の高い日本や東アジア、東南アジアにしか生息していません。

コウジ酸が摂取できる食品

コウジ酸は麹菌によって作られる発酵食品に含まれています。

味噌、醤油、みりん、酢、日本酒、甘酒、焼酎、漬物など、古来、日本から親しまれてきたなじみの深いものにコウジ酸が用いられています。

麹菌の酵素の力ででんぷんやタンパク質が分解され、体内での消化を良くします。また、酵素により生じるオリゴ糖が、腸内環境をサポートするなどのうれしい効果があります。

参考資料:みんなの発酵BLEND

飲む美容液や飲む点滴といわれる甘酒

甘酒は飲む美容液や飲む点滴といわれる、美容と健康を支える健康食品です。

甘酒の原料である米麹に含まれるコウジ酸は、体の内側からメラニンの生成を抑制し、紫外線ダメージによるシミ予防効果があります。

甘酒にはビタミンB群も含まれており、肌のうるおいをサポートします。

また、甘酒は江戸時代から病気や夏バテの栄養補給として飲用されてきました。疲労回復やストレスの緩和に期待できます。

参考資料:恵比寿アズクリニック

コウジ酸は化粧品と食べ物から摂取できる

コウジ酸は、化粧品だけでなく食べ物からも摂取できる成分です。

日本古来の麹から得られるコウジ酸は、スキンケアや食べ物の両方から取り入れるのがおすすめ。甘酒や味噌汁などは、体の内側からサポートしみずみずしい肌作りをサポートします。

コウジ酸配合のスキンケアもチェックし、毎日の美白ケアに取り入れてみてください。

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