夏の紫外線ダメージは秋に現れる!今すぐ始めたい美白ケア6選

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夏に浴びた強い紫外線は、秋になるとシミやくすみ、乾燥といった肌トラブルとして表面化しやすくなります。日差しが和らいだからと油断すると、シミが濃くなったり、くすみが目立ったりする原因に。だからこそ、夏の間に受けた紫外線ダメージをしっかりケアする秋の美白対策が不可欠です。

そこで今回は、肌の透明感をキープする美白ケアを6つ紹介します。内側・外側の両方のアプローチを組み合わせ、透明感のあるツヤ肌をキープしましょう。

この記事でわかること

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紫外線ダメージが蓄積した秋こそ美白ケアが大切!

まずは、夏だけでなく秋も美白ケアを続けるべき理由を2つ解説します。

秋の紫外線は意外に多い

夏のピークを過ぎても、秋の紫外線量は4~5月と同程度あり、油断は禁物です。
曇りの日でも快晴時の約60%、雨の日でも約30%の紫外線が届き、雲の隙間から太陽がのぞくと散乱光で紫外線量が増えることもあります。過ごしやすい気温になり外出の機会も増えることから、秋は「うっかり日焼け」が起こりやすい季節です。

また、秋冬に美白ケアを中断してしまうと、メラニンの生成を抑制できなくなり、美白ケアを始める前のメラニン環境に戻ってしまう可能性があります。

透明感のある肌を守るためには、紫外線が弱まる秋冬も継続した美白ケアが必要です。

秋は肌のターンオーバーも乱れがち

ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わるサイクルのことです。個人差はありますが、およそ28日ほどで肌は新しい細胞に置き換わります。

夏に蓄積された紫外線ダメージは、ターンオーバーの過程で肌の奥にとどまり、秋になってからシミやくすみとなって表面に現れます。これがいわゆる「紫外線ダメージのタイムラグ」です。秋は1年の中でもっともメラニンの影響が表れやすい時期であり、放置すれば、シミやくすみが定着するリスクが高まります。

さらに、夏の冷房や紫外線による乾燥ダメージでバリア機能が低下した肌に、秋の低湿度が重なると、肌の水分保持力はますます低下します。その結果、ターンオーバーの周期が乱れやすくなり、肌の回復力が落ちた不安定な状態に。

秋こそ、保湿と美白を両立したスキンケアで肌のターンオーバーを整え、ダメージをため込まないことが大切です。

秋の美白ケア6つのポイント

秋の美白ケアでは、ただ美白有効成分を取り入れるだけでなく、肌のバリア機能を整える保湿ケアや、生活習慣の見直しなど、多角的なアプローチが必要です。

ここでは、秋に取り入れたい美白ケアのポイントを6つ解説します。

1.夏に引き続きUV対策を徹底する

紫外線は一年中降り注いでいるため、夏に続き、秋以降もUV対策を徹底しましょう。

紫外線の中でも波長の長い「A波」は窓ガラスも通り抜けます。A波はメラニンの生成を促してシミの原因になるだけでなく、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンにもダメージを与えます。その結果、シワやたるみを引き起こす要因にもなるのです。

洗濯物を干したり、ゴミを出したりなど、短時間でも紫外線の影響は肌に蓄積するため、日焼け止めや帽子、サングラス、長袖などで肌を守りましょう。窓の近くで家事やデスクワークなどをする場合は、家の中でも日焼け止めの使用をおすすめします。

2.美白に良い栄養素を取り入れる

秋の肌は、夏の紫外線や冷房の影響により、乾燥やダメージが蓄積している状態です。外側からのスキンケアに力を入れるだけでなく、内側からの栄養補給も大切です。

特に以下の栄養素は、紫外線ダメージの修復やメラニン生成の抑制、ターンオーバーの正常化に役立つため、積極的に取り入れましょう。

スクロールできます
栄養素美容効果含まれる食材
リコピン強い抗酸化作用があり、紫外線によるメラニン生成を抑制トマト、スイカ、柿、あんず、パパイア、マンゴー など
ビタミンA肌の乾燥を防ぎ、新陳代謝をサポートレバー、うなぎ、牛乳、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、ひじき、わかめ など
β-カロテン脂質を酸化させる活性酸素から身体を守るにんじん、かぼちゃ、パセリ、バジル、モロヘイヤ など
ビタミンB群粘膜や皮膚の健康を維持ビタミンB2:レバー、牛乳・乳製品、卵、アーモンド など
ビタミンB6:豚肉、玄米、枝豆、豆腐 など
ビタミンCコラーゲンの生成を助け、メラニンの生成を抑えるパプリカ、イチゴ、キウイ、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ブロッコリーなど

上記の栄養素は単体で摂るよりも、複数を組み合わせて食事から摂取することで、相乗効果が期待できます。

忙しくて栄養バランスの良い食事を用意するのが難しい場合は、不足しがちな栄養素をサプリメントで補うのもひとつの方法です。

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3.質の良い睡眠をとる

肌のターンオーバーは、睡眠中に最も活発になります。特に、深い眠り(ノンレム睡眠)に入っている間に分泌される成長ホルモンは、細胞の修復や再生を促す働きがあり、美肌づくりに欠かせません。

成長ホルモンは、入眠から最初の90分程度でピークを迎えるとされており、この時間帯にしっかり熟睡できているかどうかが重要です。夜更かしや生活リズムの乱れは、ホルモン分泌の妨げとなり、肌のターンオーバーに悪影響を及ぼすことがあります。

一般的に6〜8時間の睡眠が推奨されますが、「時間」だけでなく「質」も大切です。朝すっきり目覚められ、日中に強い眠気を感じないようであれば、良質な睡眠がとれているサインといえます。

睡眠の質を高めるために、就寝前はカフェインの摂取や強い光・音の刺激を避け、静かで暗い環境を整えましょう。スマートフォンやパソコンの使用も控え、リラックスした状態で眠りにつくことが大切です。

4.運動や入浴で血行を促進する

運動や入浴によって血液の流れが良くなることで、肌に酸素や栄養素が行き渡りやすくなり、肌のターンオーバーがスムーズに進行します。その結果、蓄積したメラニンの排出が促され、シミやくすみの予防・改善につながります。

激しい運動をする必要はなく、日常生活の中に軽い運動を取り入れるだけでも十分です。たとえば「通勤時に一駅分歩く」「エスカレーターではなく階段を使う」「寝る前に軽くストレッチする」など、無理のない範囲で運動を習慣化しましょう。

また、シャワーだけで済ませがちな方も、できるだけ毎日湯船に浸かるのがおすすめです。

ぬるめのお湯に浸かることで、身体の芯から温まり、血行が促進されます。就寝2~3時間前に15分程度入浴することで、ちょうど布団に入るころに体温が下がり、心地良い眠りにつながります。

5.美白有効成分が配合されたスキンケアアイテムを取り入れる

美白有効成分は、厚生労働省によって「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」効果が認められた成分で、医薬部外品(薬用化粧品)に配合されています。

現在、認可されている美白有効成分は約20種類あり、いずれも安全性と有効性に関する厳しい基準をクリアしています。また、配合できる濃度も明確に定められています。

各成分は、それぞれシミの発生を防ぐメカニズムが異なります。

代表的な美白有効成分

アルブチン、4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)、コウジ酸

メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きを抑制する

トラネキサム酸

メラノサイトを活性化する「プラスミン」の生成を抑制する

ビタミンC誘導体

メラニンの生成を抑制し、既存のメラニンを還元する

プラセンタエキス

メラニンの生成を抑制し、排出を促す

カモミラET

情報伝達物質「エンドセリン-1」の働きを抑制し、色素沈着を防ぐ

なお、「スキンケアアイテムが自分の肌に合っているかどうか」を判断するためには一定の継続が必要です。1~2週間の使用で「効果がない」と判断せず、化粧水や美容液を1本使い切る目安として、約1か月半は続けてみることをおすすめします。

6.保湿ケアを怠らない

秋の肌は、夏に受けた紫外線ダメージが残っている上、気温や湿度の低下によって乾燥も進みやすくなります。ゴワつきやくすみを感じやすいこの時期に大切なのは、まず「肌の土台を整える保湿」です。十分にうるおいが満ちていない状態では、美白成分が浸透しにくく、思うような効果が得られません。

また、保湿には肌のターンオーバーを整える働きもあります。古い角質が残ったままだと、肌がくすみやすくなり、美白成分の浸透も妨げられてしまいます。美白ケアの効果を高めるためには、水分と油分をしっかり補給し、肌のコンディションを整えることが大切です。

まとめ

夏の紫外線ダメージが目立ち始める秋こそ、美白ケアを強化すべき季節です。透明感のある肌を保つには、紫外線対策や保湿、美白有効成分の活用に加え、睡眠・栄養・血行促進といった日常習慣まで含めた内外からのアプローチが必要です。

すぐに劇的な変化を求めるのではなく、肌のターンオーバー周期に合わせて、コツコツと正しいケアを積み重ねていくことが大切です。秋冬も丁寧に肌と向き合い、うるおいのある透明肌を育てていきましょう。

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