メイク崩れの防止方法とは?メイクが崩れたときの対処法も解説

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朝しっかり時間をかけておこなったメイク。お昼にふと鏡を見ると「ファンデーションが落ちている」「眉毛が無くなっている」などの経験はありませんか?

特に梅雨時期から夏場にかけて、メイク崩れに悩む人が急増します。

また、10〜20代の皮脂分泌が活発な世代は、日常的にメイク崩れに悩まされることも多いです。

この記事では、メイク崩れの防止方法とメイク崩れしたときの対処法を合わせて解説します。読み終わる頃には、メイク崩れに悩む人の解決法がきっと見つかるはず!

最初に、メイク崩れが起こる原因から見ていきましょう。

目次

メイク崩れが起きる原因は何?

メイク崩れは「皮脂分泌が原因で起こる」「乾燥が原因で起こる」と両極端な原因があるのは事実です。

ここで判断を間違うと、対処したつもりがメイク崩れを悪化させてしまうため、ご自身の原因を把握しておきましょう。

過剰な皮脂分泌

メイク崩れが起きる原因の多くは、過剰な皮脂分泌によるものです。

女性の皮脂分泌は、10代前半の性ホルモンの発達により多くなり、30代前後にピークを迎え徐々に減少していく傾向があります。

元々オイリー肌の場合は、50代になっても皮脂分泌が活発な方もいます。また、Tゾーンのみメイク崩れする混合肌の方なども過剰な皮脂分泌が原因になります。

気温や湿度の上昇

同じ人でも季節により肌状態は異なり、冬は乾燥していても気温や湿度の上昇により皮脂分泌が多くなる、などの変化があります。

特に夏は、気温が高くなることで毛穴周囲の血流が良くなり、皮脂分泌が活発になってきます。体表面温度が高くなると皮脂は軟化液化し、テカリやメイク崩れを起こしやすくなります。

肌の乾燥

肌が乾燥していると、ファンデーションが肌になじみにくく、時間が経つとファンデーション落ちしやすくなります。

オイリー肌のメイク崩れとは異なり、パサパサと浮いた状態で崩れていきます。

乾燥肌は、水分量、油分量がともに低下した肌状態になるため、スキンケアで十分に保湿をする必要があります。

保湿を与えすぎる

「皮脂が分泌されるのは乾燥が原因」といわれているのを見聞きしたことはありませんか?一理ありますが、これは人により逆効果になるケースがあります。

肌には自らうるおう機能が備わっており、肌が乾燥すると皮脂を分泌して「うるおわそう」という力が強まります。これは事実ですが、保湿を強化しても本来の皮脂分泌が抑制されるわけではありません。

オイリー肌の方が、高保湿のスキンケアを夏場に使用すると、高確率でメイク崩れがひどくなります。

保湿のしすぎることで、自らメイク崩れを起こしていないか、よくチェックしてみましょう。

メイク崩れを防止するスキンケア方法

メイク崩れを防止するにはスキンケアの段階からおこなう必要があります。

下記の4つの方法をおこなうと、メイク崩れが防止しやすくなるのでぜひお試しください。

防止法①洗顔料をしっかり泡立てて洗う

洗顔は拭き取り洗顔よりも、洗顔料を泡立てて洗うほうがすっきり皮脂をオフできます。

泡洗顔で、就寝中に分泌された皮脂汚れを落としましょう。

防止法②化粧水はさっぱりしたタイプを使う

化粧水は、さらっとしたさっぱりタイプ、高保湿なしっとりタイプがあります。

メイク崩れを防止するには、さっぱりタイプの使用がおすすめです。

【化粧水に配合されるメイク崩れ防止におすすめの成分】

・ライスパワー®No.6
・ピリドキシンHCI(ビタミンB6)
・ビタミンC誘導体
・エタノール
・グリシルグリシン

ライスパワー®No.6は、医薬部外品の有効成分になるため一般化粧品には配合されません。

日本で唯一「皮脂分泌を抑える効果」が認められた有効成分です。

※:「ライスパワーNo.11」は医薬部外品の新規有効成分として認可された後

そのため商品が少なく、販売されている化粧水はONE BY KOSE「バランシングチューナー」があります。拭き取り化粧水では、ライスフォースの「アクポレス リフレッシュスキントナー」があります。美容液では、勇心酒造ライスパワーの「ライース®クリアセラムNo.6」が販売されています。

エタノールは多くの美容記事では「肌刺激になるから避ける」ことを推奨されていますが、少量配合であれば、さっぱりとした使用感になることからオイリー肌や混合肌、インナードライ肌におすすめなのです。

プチプラ化粧水で探すなら「ビタミンC誘導体」が配合されているものをチェックするといいでしょう。

防止法③軽めの乳液で保湿する

肌は水溶性成分だけの保湿だと、時間の経過とともに水分が蒸発してしまいます。

軽めの乳液は、油溶性成分が少量配合されており、水分蒸発を防ぐエモリエント効果が得られます。

乾燥しやすい箇所は、重ねつけして量を調整しましょう。

防止法④収れん化粧水を使う

収れん化粧水は、テカリによるメイク崩れや毛穴目立ちが気になる人におすすめのアイテムです。

肌を引き締める効果があり、エタノールや酸化亜鉛などが配合されていることが多いです。

乳液までつけたあと、コットンに収れん化粧水を染み込ませ、皮脂が気になる部分にパッティングして使用します。

酸化亜鉛は、肌の引き締め作用の他に皮脂を物理的に吸着するため、さらっとした肌が持続しやすくなります。

敏感肌やゆらぎ肌には刺激になる場合があるので、肌の調子に合わせてご使用ください。

メイク崩れを防止するメイク法

スキンケアを終えたら、次はメイクです。

メイク崩れを防止するメイク法をお伝えしていきます。

日焼け止めと下地の油分が多すぎないように調整する

メイク前には日焼け止めや化粧下地を使用しますが、両方使う場合には、油分が多すぎないように調整しながら使うことが大切です。

どちらも油分多めだと、テカリやメイク崩れの原因になります。

下地にUV効果があるなら、日焼け止めはなしにする、両方使うならどちらもさらっとしたタイプにするほうがいいでしょう。

化粧崩れ防止機能がついた下地もおすすめです。

ファンデーションは極力薄く

メイク崩れは、ファンデーションのヨレや崩れにより起こります。

シンプルに考えると、ファンデーションは薄ければ薄いほど、毛穴落ちしにくく崩れたときに汚くなりません。

メイク崩れを防止するには下地で肌を整え、ファンデーションは極力薄くつけてみてください。

おすすめのファンデーション

・リキッドファンデーション
・クッションファンデーション
・パウダーファンデーショ

リキッドファンデーションやクッションファンデーションは、薄くのばせるためおすすめです。

リキッドファンデーションやクッションファンデーションで毛穴落ちが気になる方は、パウダーファンデーションを部分的に薄くつけましょう。

フェイスパウダーはやや多めにつける

ファンデーションは薄くつけるのが基本ですが、フェイスパウダーはやや多めのほうがメイク崩れを防止できます。

フェイスパウダーには、汗や皮脂を吸着する働きがあり、毛穴目立ちをカバーしてくれる優秀アイテム。

フェイスパウダーはマットなイメージがありますが、パールが配合されているタイプだとツヤ肌を演出できます。

メイクキープミストを使う

メイクが終わったらメイクキープミストを肌に振りかけておくと、メイク崩れ防止に効果的です。

ベースメイクを固定し、べたつきを予防しながらメイク持ちをよくします。

メイクキープミストは、収れん化粧水と同様にエタノールやクエン酸が配合されている商品があります。

肌が敏感なときやゆらいでいるときは、様子を見ながら使いましょう。

メイク崩れを防止!きれいに仕上がるお直し対処法

高温多湿の夏やマスクの着用で、メイクが崩れてしまったときに、直接ファンデーションを塗ると、さらにヨレてしまいます。

ここでは、メイク直しを失敗しないように、きれいに仕上がるお直し対処法をお伝えします。

普通肌ならティッシュオフ

普通肌の方なら、まずはティッシュを肌にあて、皮脂をティッシュに吸収させましょう。

小鼻周辺は、指で押さえながら摩擦しないように皮脂を取り除きます。

オイリー肌なら油取り紙

オイリー肌の方なら、油取り紙で皮脂をしっかりオフします。

皮脂が残った上にファンデーションを重ねると、ヨレの原因になってしまいます。

顔全体がテカテカになっているときは、油取り紙を数枚使用して取り除いてください。

激しく崩れたらコットン+乳液

ファンデーションががっつり毛穴落ちしている、ファンデーションがヨレてムラになっている場合は、コットンに乳液をつけて崩れている箇所をやさしく拭き取ります。

それ以外の箇所は油取り紙で皮脂をオフしておきましょう。

特にTゾーンは皮脂分泌が多く、ヨレたり崩れたりしやすいです。頬の毛穴落ちが目立つ場合にも、軽くコットンで拭き取っておくといいでしょう。

仕事の休憩時間でも、この方法だと5分かからずお直しができます。

ミニサイズの乳液とコットンを常備しておくと、いざというとき安心です。

ファンデーションは部分使いもしくは使わない

皮脂をオフしたあとのファンデーションは、肌の気になる部分のみつけておくのがマスト。ファンデーションは、重ねるほど崩れやすいためつけすぎには注意してくださいね。

リキッドファンデーションはお直しには難しいので、クッションファンデーションやパウダーファンデーションで軽く押さえる程度にしておきましょう。

フェイスパウダーをメインに使う

フェイスパウダーをお直しのメインに使うことで、お直し後のメイク崩れも防止できます。

ファンデーションをつけなくても、フェイスパウダーである程度の毛穴はカバーできます。シミをカバーする場合は、コンシーラーをスポット的に使用すると厚ぼったくなりません。

クッションファンデーションの場合はコンシーラーを後に、パウダーファンデーションの場合はコンシーラーを先につけます。

メイク崩れはスキンケア+ベースメイクで防止

メイク崩れを防止するには、最初の洗顔から意識しておこなうことが大切です。

メイク崩れを防止するスキンケアとベースメイクで、さらっと気持ちよい肌が持続できるのでぜひお試しください。

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この記事を書いた人

「自分の肌に合ったものを見つける」ことをコンセプトに中立公正なスキンケア情報を得られるよう、質の高いコンテンツ作りに努めています。気になる美容のトピックや知りたいことがあれば、ぜひお問い合わせください。

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