NMNは若返るって本当?期待できるエイジング効果とおすすめ美容液3選

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近年、美容業界で注目を集めているNMN。美容液やサプリに配合されることも増え、耳にする機会が多くなりました。エイジングケアとして話題になっていますが、実際にどのような効果が期待できるのでしょうか。

本記事では、NMNの効果や取り入れるタイミング、そしておすすめのNMN配合美容液をご紹介します。

  • 年齢に応じたケアのこと
この記事でわかること

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NMNとは?

NMNとは、どのような成分なのでしょうか。ここでは、NMNの働きや注目されている理由を解説いたします。

若々しさを保つサポートが期待できる成分

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、もともと体内でつくられる成分です。ビタミンB3(ニコチンアミド)を材料に合成され、細胞のエネルギー産生や身体の老化を抑える作用を担っています。

この抗老化作用に深く関わっているのが、NMNから生成されるNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という物質です。NAD+は「長寿遺伝子」と呼ばれるサーチュイン遺伝子の活性化に関わっており、若々しさを保つ働きが期待されています。1

NMNの働きは、NAD+を介して発揮されると認識しておきましょう。

20代をピークに減少する

若々しさに欠かせないNMNの量は、20代をピークに減少するといわれています。米国NIHの研究論文では「NAD+レベルは20代前半でピークを迎え、その後は着実に減少し、50歳までに40〜50%低下する」と報告されていました。2

NMNが減少すると身体や認知機能が衰え始めるといわれており、肌の老化もその一つです。

加齢によるNMNの減少は避けられないため、外部から補うことが重要と考えられています。

点滴・サプリ・化粧品から摂取できる

加齢によって減少したNMNは、点滴やサプリ、化粧品などから摂取することが可能です。美容業界では、エイジングケア(年齢に応じたケア)成分として注目を集め、ハリ不足やシワの改善に効果が期待されています。

NMNはサプリや点滴で摂取するほか、ブロッコリーやアボカドなど、NMNを豊富に含む食材から補うこともできます。最近では、NMN配合の美容液や化粧水、フェイスパックも登場しており、毎日のスキンケアに取り入れやすくなりました。

NMNの美容効果とは?

NMNはハリや弾力をサポートしたり、シミや色素沈着の改善に一定の効果が期待されています。

それぞれについてを詳しく解説します。

肌のハリ・弾力をサポート

加齢によるハリや弾力の低下は、肌の深層にあるコラーゲンやエラスチンの減少が原因です。

体内でNAD+が増えると、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、シワやたるみの改善につながると考えられています。さらに、NMNは効率的にNAD+に変換できることから、シワ改善有効成分であるナイアシンアミドより、多くのNAD+を増やせると期待されています。3

NMN配合の美容液は、サプリや点滴のような吸収率は期待できないものの、エイジングサインが気になる部位に直接アプローチすることが可能です。継続して使用すると、ハリや弾力のある若々しい肌を目指せるでしょう。

シミや色素沈着にアプローチ

NMNはシミや色素沈着の改善にも効果が期待できる成分です。

メラニン細胞を含む皮膚培養モデルの研究では、「NMN治療により、老化に伴うメラニン生成が著しく減少した」という報告がありました。4シミや色素沈着への影響はまだ十分に解明されていませんが、年齢とともに増えるエイジングサインに役立つ可能性が示されています。

特に、30代以降は肌のターンオーバーが遅れ、シミの原因となるメラニンが肌に留まりやすくなります。早い段階からNMN配合の美容液を取り入れることで、先回りのエイジングケア(年齢に対するお手入れ)につながるでしょう。

NMN美容液は何歳から使えばいい?

NMN美容液を使い始める年齢に決まりはありません。目安としては肌の変化が現れやすい20代後半や、ハリ・弾力の低下、シワやシミが目立ち始める30代以降のスキンケアに取り入れるのがおすすめです。

基本的な使い方は、通常の美容液と同じように洗顔と化粧水で肌を整えたあと、適量を手に取り顔全体になじませます。

美容液は点滴やサプリのように体内へ吸収されるわけではないため、化粧品としての作用は限定的です。しかし、日々のスキンケアに継続して取り入れることで、健やかな肌状態を保ちやすくなるでしょう。

NMN美容液の選び方

NMN美容液といっても種類はさまざまで、NMNの配合率や純度は商品によって異なります。選ぶときは「純度や安全性」「肌に届きやすい工夫がされているか」「NMN以外の配合成分」に注目してみてください。

ここからは、詳しい選び方について解説します。

純度や安全性を公表している

NMNは原料自体が高価なため、純度の低いNMN化粧品を販売する業者が問題となっています。一方、高品質のNMN美容液は、第三者機関の検査で安全性や純度が確認されていることが多いです。

公式サイトに「NMNの純度証明書」を公表しているメーカーもあるため、事前にチェックするとよいでしょう。

また、化粧品の成分表示は配合量が多い順に記載されています。NMNや正式名称「ニコチンアミドモノヌクレオチド」の表記が上にあるか確認してみてください。

浸透力を高める技術を採用

NMNを効率よく肌に届けるには、角質層への浸透力を高める「リポソーム化」や「ナノ化」などの技術を取り入れた美容液がおすすめです。

製品によっては保湿を持続させる工夫や、さまざまな肌悩みにアプローチできる独自処方が採用されているため、自分の肌にあうものを選ぶとよいでしょう。NMNの効果を最大限に引き出すことで、より変化を実感しやすくなります。

NMN以外の配合成分をチェック

NMN以外の配合成分にも注目することで、NMNの働きをサポートし、相乗効果が期待できます。

たとえば、シワ改善有効成分として知られるナイアシンアミドや、保湿力の高いセラミドヒアルロン酸は、NMN美容液によく含まれている成分です。さらに、乾燥によるハリ不足にはレチノール、くすみ対策にはビタミンCが適しています。

なかには、肌への親和性を高めるためにヒト幹細胞純化培養エキスを配合した美容液もあり、再生医療の分野で注目されているヒト由来の成分が含まれています。

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NMN配合の美容液おすすめ3選

ここまでNMNの成分や肌への効果について解説してきました。

続いては、NMNを配合したおすすめの美容液をご紹介します。

eLife | VITAL eL SERUM

公式サイト:eLife

年齢による肌悩みに幅広くアプローチするのが、優越館が開発した「VITAL eL SERUM(バイタル・エル・セラム)」です。
独自成分の”リポグロースファクターNMN※1“をはじめ、ナイアシンアミドやレチノールなど、ハリにアプローチする成分をバランスよく取り入れています。
さらに、17種類の潤い成分※2を配合に加え、保湿力を持続させる”ロングラスティング保湿技術”を採用しているのも特長です。
徹底した安全・品質管理を行っていることを示す「化粧品GMP規格(ISO22716)認証工場」で製造しており、NMNの最高純度は99.9以上と証明されています。
成分のこだわりはもちろん、安全性や品質を重視する方にもおすすめの美容液です。

商品名バイタル・エル・セラム
価格/容量5,500円(税込)/30ml
  1. ニコチンアミドモノヌクレオチド(保湿成分)、ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1(保湿成分)、ヒトオリゴペプチド-7(保湿成分)、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11(保湿成分)、ヒトオリゴペプチド-14(保湿成分)、ヒトオリゴペプチド-21(保湿成分) 
  2. [潤い成分一覧]グリセリン、水添レシチン、ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl、加水分解卵殻膜、サイタイエキス、セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、フィトスフィンゴシン、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、水溶性プロテオグリカン、プラセンタエキス、コレステロール、マンニトール、ダイズ油、カラメル

YOANDO | NMN 13 Serum

公式サイト:阿部養庵堂薬品公式ショップ

みずみずしいハリのある肌を目指す方には、阿部養庵堂薬品の「NMN 13 Serum」がおすすめです。
主成分のNMN※1に加え、3つのヒト幹細胞培養液※2と7つの機能性ペプチド※3をリポソーム化し、角質層まで浸透しやすい設計を採用しています。
さらに、独自の”オールエフェクト処方®”により、ツヤ感のある若々しい印象の肌を演出します。
美容液特有のベタつきが少なく、さっぱりとした使い心地もポイントです。
いつものスキンケアの邪魔にならず、NMN美容液を初めて使う方にも取り入れやすい商品です。

商品名NMN 13 Serum
価格/容量12,540円(税込)/30ml
  1. ニコチンアミドモノヌクレオチド(保湿剤)
  2. ヒト骨髄幹細胞順化培養液(皮膚コンディショニング剤)、ヒト線維芽細胞順化培養液(皮膚コンディショニング剤)、ヒト羊水細胞順化培養液(皮膚コンディショニング剤) 
  3. ニコチノイルヘキサペプチドー44(皮膚保護剤)、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチドー31(皮膚コンディショニング剤)、ヒト遺伝子組換ポリペプチドー67(皮膚コンディショニング剤)、ヒト遺伝子組換ポリペプチドー66(皮膚コンディショニング剤)、ヒト遺伝子組換オリゴペプチドー1(皮膚コンディショニング剤)、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチドー64(皮膚コンディショニング剤)、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチドー16(皮膚保護剤) 

ナンバーズイン | 9番 NMNバイオリフト濃縮美容液

公式サイト:numbuzin

手に取りやすい価格のNMN美容液を探している方には、ナンバーズインの「9番 NMNバイオリフト濃縮美容液」がおすすめです。
NMN美容液のなかでも続けやすい価格帯でありながら、高濃度NMN※1と50種類のペプチド※2を組み合わせ、ゆるみがちな肌をサポートします。
とろっとした密着感のあるテクスチャで、乾燥肌やしっとりとした仕上がりを求める方に向いています。
また、同シリーズの化粧水「9番 NMNPDRNトリートメントトナー」も展開されているため、ライン使いでのケアも可能です。

商品名9番 NMNバイオリフト濃縮美容液
価格/容量オープン価格/50ml
  1. ニコチンアミドモノヌクレオチド(整肌成分)
  2. 整肌成分

NMN配合の美容液で若々しい肌を目指しましょう

NMNは、エイジングケア(年齢によるお手入れ)が必要な世代にとって心強い成分です。

体内のNMN量は加齢とともに減少するため、外部から補うことで若々しい印象を保ちやすくなります。点滴やサプリで補うこともできますが、ハリ不足や乾燥による小じわ、くすみなどのエイジングサインには、美容液として取り入れるのがおすすめです。毎日のスキンケアに手軽にプラスできるため、継続するほど肌の変化を体感しやすくなるでしょう。

若々しく健やかな肌を目指して、日々のケアにNMN美容液を取り入れてみてはいかがでしょうか。

参考文献

  1. NAD⁺ and Sirtuins in Aging and Disease(2014) ↩︎
  2. 米国NIH論文 “Age-related NAD⁺ decline” (2020) ↩︎
  3. What’s the Difference Between NMN、Niacin,、and Vitamin B3? CiardhaV. (2024).  ↩︎
  4. Brito S. Nicotinamide mononucleotide reduces melanin production in aged melanocytes by inhibiting cAMP/Wnt signaling. J Dermatol Sci. (2022). ↩︎
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