エラスチンとはどんな成分?肌への効果やスキンケアにおける役割を徹底解説

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年齢を重ねると気になり始める、肌のハリ不足やたるみ。これらの肌悩みに深く関係しているのがエラスチンという成分です。

エラスチンは若々しい印象の肌をキープするには欠かせませんが、加齢とともに減少していく分、意識して補うことが重要。

本記事では、エラスチンの働きや肌への影響、そして日常的に取り入れられるおすすめスキンケアアイテムまで、わかりやすく説明します。

  • 本記事におけるエイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと
この記事でわかること

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エラスチンとは?

まずは、エラスチンとはどのような成分なのかを理解していきましょう。特に、エイジングケアを意識している方は必見です。

コラーゲンとともに肌を支えるタンパク質

エラスチンとは、体内に存在する線維状のタンパク質で、肌のハリを保つために欠かせない成分です。

伸び縮みしない性質のコラーゲンが肌の土台をつくる役割を担う一方で、伸縮性のあるエラスチンは肌に弾力を与える役割を果たしています。特に、皮膚の真皮層に多く含まれており、押すと跳ね返ってくるような若々しい肌を維持するためには重要な要素といえるでしょう。

また、エラスチンは肌だけでなく血管や靭帯などにも存在し、全身の柔軟性を支えています。

加齢による減少とその影響

エラスチンは、加齢とともに自然に減少していく成分です。通常は、20代をピークに徐々に減り始め、40代以降ではその量も質も大きく低下します。

その結果、肌の弾力が失われ、シワやたるみといったエイジングサインが現れやすくなります。さらに、エラスチンは一度壊れたり減少したりすると再生しにくい特徴があるため、日頃から意識的に補うケアが求められます。

エラスチンが肌に与える効果

次に、エラスチンが肌に与える効果をお伝えします。

ハリ・うるおいキープ

エラスチンの代表的な働きは、肌のハリとうるおいを保つこと。コラーゲンを束ねるように支えることで、ふっくらとした肌を維持します。

また、詳しい量は確かめにくいものの、エラスチンが不足しているかどうかは、実際に肌を触ってチェックすると良いかもしれません。

  • たとえば、エラスチンが十分に存在している肌は、触ったときにモチっとした質感になります。
  • 一方で、シワやほうれい線が深く刻まれている肌は、すでにエラスチンの減少が始まっている可能性があるでしょう。

血行促進や潤い保持

エラスチンは血管の柔軟性にも関わっているため、補うことで肌にツヤを与え、健康的な印象にもつながるでしょう。また、真皮層では水分を保持する役割も担っているため、肌の乾燥を防いだり、乾燥による小ジワを予防したりする役目も見込めます。

ぷるんとした水光肌を目指したい人にとっては、欠かせない成分ともいえるかもしれません。

エラスチン不足による肌トラブル

ここからは、エラスチンが不足しているときに起こりやすい肌トラブルをご紹介します。当てはまるものがひとつでもあった方は、これを機にスキンケアを見直してみましょう。

シワ・ほうれい線が深くなる

エラスチンが減少すると、肌を支えているコラーゲンの結びつきも緩まり、肌を支える力が弱まります。その結果、笑ったときに出る浅いシワが定着しやすくなり、ほうれい線も深くなりがちです。

そして、基本的に一度できてしまったシワは消えません。ヒアルロン酸注入などの美容医療によって一時的に目立たなくなるケースはありますが、経済的な負担を考えると、早いうちから丁寧なケアでシワを予防するほうが無難でしょう。

目元や毛穴のたるみが進行

弾力を失った肌は重力に逆らえず、口まわりだけでなく目元も下がりやすくなります。また、たるみ毛穴が目立ちやすくなるのも、エラスチン不足による弾力低下が原因のひとつです。

このような顔のたるみは、やがて「目元の開きが悪くなった気がする」、「夕方になると顔が疲れて見えやすい」というお悩みにもつながりやすいため、気になり始める前にケアしておく必要があります。

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乾燥やキメの乱れによるくすみ

エラスチンが減ると、肌内部で水分を保持する力が弱まり、乾燥が進みます。乾燥はキメの乱れを招く美肌の大敵であるため、適切なケアをしなければ、肌のごわつきやくすみも招くでしょう。

肌がカサついているときには、ヒアルロン酸や植物性オイルなどの保湿成分に目が向きがちですが、40代以降はエラスチンにも注目してみてください。

エラスチンを補う3つの方法

では、どうすればエラスチンをうまく補えるのでしょうか。今回は、すぐに試せる3つの方法をご紹介します。

エラスチンを多く含む食品を摂る

エラスチンは、人間以外の動物にも含まれている成分であるため、食品からも摂取可能です。たとえば、牛すじ、豚足、鶏手羽先などに多く含まれています。

特に、豚肉由来のエラスチンは、ヒトの皮膚組織などに馴染みやすい性質を持っており、食品から積極的に摂取したい人におすすめです。

サプリメントによる摂取

食事だけでは摂りにくいと感じる場合は、エラスチンを含有するサプリメントを取り入れると良いでしょう。価格帯は1,000円台で手に入る商品から10,000円を超えるものまで多種多様ですが、摂取回数や少ないものを選べば、1日に必要な量をかなり手軽に補えます。

ただし、サプリメントはあくまでも補助食品としての役割を果たすものなので、飲み過ぎには注意が必要です。

スキンケアで取り入れるには?

エラスチンは分子が大きいため、そのまま肌に塗布しても浸透しにくいと考えられています。しかし、最近では加水分解エラスチンなど肌になじみやすく加工された成分を配合したスキンケア用品も。複数のブランドから美容液やクリームなどが登場しているため、まずは続けやすい使用感のアイテムを選ぶのがおすすめです。

エラスチン配合のおすすめスキンケアアイテム5選

最後に、エラスチンを配合した商品を5つピックアップしました。肌のエイジングサインに悩む方は、ぜひ取り入れてみましょう。

【おすすめ1】DHC | エラスチン コラーゲン セラミド プラセンタ フレッシュローション [F1]

公式サイト:DHC公式オンラインショップ

加水分解エラスチンを配合した化粧水。
さっぱりとした軽やかな使い心地でありながらも、乾燥による小ジワやハリ不足にアプローチします。
試しやすい価格も魅力です。

商品名エラスチン コラーゲン セラミド プラセンタ フレッシュローション [F1]
価格/容量1,320円(税込)/200ml
  • 保湿成分

【おすすめ2】TUNEMAKERS (チューンメーカーズ) | エラスチン 

公式サイト:TUNEMAKERS 公式ストア

原液美容を特徴とするブランド「TUNEMAKERS」から登場したエラスチン美容液。
必要な成分だけをシンプルに配合しているため、普段のケアにプラスしやすいアイテムです。

商品名エラスチン
価格/容量2,090円(税込)/20ml
  • 加水分解エラスチン(保湿成分)

【おすすめ3】季令(KIREI) | 季令eトナー

公式サイト:【公式】ACTLAND 高純度エラスチン -季令- KIREI

高純度エラスチンと植物エキスの力で、整肌、保水、浸透サポートをかなえるミストタイプの化粧水。
ベタつきにくくサッと広がるため、時短ケアにもぴったりです。

商品名季令eトナー
価格/容量7,700円(税込)/100ml
  • 角質層まで

【おすすめ4】ビービーラボラトリーズ | ヒアルロン・エラスチン・コラーゲン*原液

*在庫完売次第販売終了

公式サイト:ビービーラボラトリーズ公式通販サイト

エラスチン(加水分解エラスチン)に加え、ヒアルロン酸やコラーゲンも配合しており、肌のハリツヤに多方面からアプローチ。
本格的にエイジングケアを始めたい女性におすすめです。

商品名ヒアルロン・エラスチン・コラーゲン*原液
価格/容量9,900円(税込)/30ml
16,500円(税込)/50ml
  • 保湿成分

【おすすめ5】CHRISTINA | エラスチン コラーゲン クリーム

公式サイト:クリスティーナジャパン LINE REPAIR公式ショップ

加水分解エラスチン※1だけでなく、マリンレストアコンプレックス※2を配合し、乾燥が気になる肌に潤いを与えて、なめらかな肌へと導くクリームです。
なめらかに伸び広がるリッチな使い心地で肌の潤いをケアします。

商品名エラスチン コラーゲン クリーム
価格/容量8,250円(税込)/60ml
  1. 保湿成分
  2. 保湿成分 (マリンコラーゲン、マリンエラスチン、ハチミツ)

エラスチンで若見え肌をキープしよう

エラスチンは、肌のハリやうるおいにアプローチする成分。しかし加齢とともに減少することは、シワやたるみといった肌悩みを引き起こす要因になりかねません。

食事やサプリメントで内側から補うとともに、エラスチン配合のスキンケアを取り入れて、40代以降も若々しい印象をキープしていきませんか。

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