スキンケア化粧品を購入するときに「ライン使いしたほうがいいの?バラバラで使ってもいいの?」と疑問を感じたことはありませんか?
今回は、スキンケアをライン使いするメリット、デメリットをお伝えし、ライン使いする場合の選び方を肌悩み別にご紹介します。
- 美白とはメラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを予防すること
- エイジングケアとは年齢に応じたケアのこと
スキンケアはライン使いするべき?

スキンケアメーカーの各ブランドには、化粧水、乳液、クリームなどのラインがありますが「ライン使いするべき」という決まりはなく、バラバラで使っても問題ありません。
とはいえ、スキンケアのライン使いにはメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを把握し、ライン使いするかどうか検討してみてくださいね。
スキンケアをライン使いするメリット

スキンケアをライン使いすると、浸透や肌なじみが良いこと、肌悩みに合わせたケアができること、価格が安定しやすいことが挙げられます。
スキンケアの浸透や肌なじみが良い
スキンケアをライン使いする大きなメリットは、化粧水や乳液、クリームなどが角質層に浸透しやすく肌なじみが良いように設計されていることです。
次に使うスキンケアがスッと肌になじみ、違和感なく使えるのがライン使いの強みでしょう。
肌悩みに特化したラインで集中ケアができる
スキンケアのラインには美白ケアやニキビ予防など、肌悩みに特化したラインが多く販売されています。
シワ改善効果のあるスキンケアも増え、肌悩みに寄り添ったケアができるのがメリットです。
価格が安定しやすい
スキンケアはそれぞれのラインによって価格帯が異なります。
同じラインを使うことで、価格が安定しやすいのがメリットです。
スキンケアをライン使いするデメリット
スキンケアをライン使いするデメリットには、同じ有効成分が偏りやすいこと、季節によっては使いにくい場合があることが挙げられます。
同じ有効成分が偏りやすい
スキンケアをラインで使うと、配合している有効成分や有用成分が偏りやすくなります。
例えば、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白有効成分が配合されていると、化粧水、乳液、クリームにもそれぞれ同じ有効成分が配合されている場合が多い傾向があります。
美白有効成分やシワ改善有効成分は、肌へのアプローチの仕方が異なるため、同じ方向からのアプローチになってしまうのがデメリットでしょう。
季節によっては使いにくい場合がある
さっぱりタイプやしっとりタイプなどがあるスキンケアはいいのですが、1種類しかない場合は、季節によっては使いにくくなる場合があります。
しっとりテクスチャーのみだと夏場に使いにくい、さっぱりテクスチャーのみだと冬場に使いにくいなどのデメリットが生じやすくなります。
スキンケアをライン使いするときの選び方

スキンケアをライン使いするときには、下記の3つの使い方を参考に選んでみてください。
肌悩みに合わせて選ぶ
自分が一番悩んでいる肌悩みに合わせて選ぶと、肌トラブルの回避や予防につながります。
シミ、シワ、ニキビなど、どれも深刻な悩みに陥りやすいため、肌悩みに合わせてライン使いし、集中ケアするのがおすすめです。
価格帯から選ぶ
スキンケアの価格はピンキリで、大きく分けるとプチプラ価格、ミドル価格、デパコス価格の3つがあります。
同じメーカーでもブランドによって価格が異なるため、ラインで揃えて続けられるものを選ぶのがポイントです。
使用感から選ぶ
ラインで揃えたものの使用感が好きではない、となれば継続は難しくなります。
毎日使うものだから、気持ちよく使えることはとても大切な要素です。
美白ケアにおすすめのスキンケアライン
美白ケアをするときには、美白有効成分が配合されたスキンケアラインを選びましょう。
未来のシミを予防し、明るい肌見せを叶えたい方におすすめのラインをご紹介します。
メラノCC|薬用しみ対策 美白化粧水

メラノCC『薬用しみ対策 美白化粧水』は、美白有効成分のビタミンC誘導体※をはじめとする3種類の有効成分を配合し、2025年8月にリニューアル発売されました。
肌荒れを予防するグリチルリチン酸ジカリウム、キメを整えるD-パントテニルアルコールですこやかな肌へ。
シミ対策だけでなく、ニキビ予防もできます。
3つの有効成分を配合し、公式オンラインショップでは990円(税込)とかなりコスパが高いです。
『薬用しみ対策 美白化粧水』と『薬用しみ 対策美白化粧水 しっとりタイプ』の2タイプがあるので、肌質に合わせて選べます。
商品名 | 薬用しみ対策 美白化粧水 薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ |
価格/容量 | オープン価格/170ml |
有効成分 | L-アスコルビン酸2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム、D-パントテニルアルコール |
- L-アスコルビン酸2-グルコシド
メラノCC|薬用しみ対策 美白乳液

メラノCC『薬用しみ対策美白乳液』は、シミ対策と肌荒れ防止ができる美白乳液です。
メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ持続型ビタミンC誘導体※1と抗炎症有効成分グリチルリチン酸ジカリウムを配合。
また、うるおい成分アルピニアホワイト※2、レモンエキス、グレープフルーツエキスも配合し、ニキビ痕が気になる肌にもうるおいを与えます。
『薬用しみ対策 美白化粧水』とラインで使用でき、2つ購入しても2,000円以内※3で購入できるのがうれしいところ。
プチプラやドラッグストアコスメを使いたい方には、メラノCCはおすすめのラインです。
商品名 | 薬用しみ対策 美白乳液 |
価格/容量 | オープン価格/120ml |
有効成分 | L-アスコルビン酸2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム |
- L-アスコルビン酸2-グルコシド
- アルピニアカツマダイ種子エキス
- 希望小売価格参照

シワ改善・ハリケアにおすすめのスキンケアライン
見た目年齢が上がるシワやハリ不足は、シワ改善有効成分やハリケアに特化したスキンケアラインがおすすめです。
エリクシール|レチノパワー リンクルクリーム

エリクシール『レチノパワー リンクルクリーム』は、日本で唯一※1シワ改善が認められた純粋レチノール※2を配合したクリームです。
夜のお手入れが基本とされているレチノールですが『レチノパワー リンクルクリーム』は、朝も使用可能。朝使う場合は、日焼け止めとセットで使用しましょう。
目元や口元のシワ改善を期待したい方におすすめです。
商品名 | レチノパワーリンクルクリーム |
価格/容量 | 6,490円(税込)/15g 8,690円(税込)/22g |
有効成分 | レチノール、酢酸DL-α-トコフェロール |
- レチノール類で
- 有効成分レチノール
エリクシール|トータルV ファーミングクリーム

エリクシール『トータルV ファーミングクリーム』は、肌のゆるみ※に全方位からアプローチする独自技術「トータルVテクノロジー」を搭載したハリケアに特化したクリームです。
『レチノパワーリンクルクリーム』とラインで使うことで、シワ改善+ハリケアができ、若々しい印象へ。
1個あたり約5か月使用できるので、1か月あたり2,200円と考えて購入を検討してみてください。
商品名 | トータルV ファーミングクリーム |
価格/容量 | 11,000円(税込)/50g |
- ハリのない状態

ニキビ予防におすすめのスキンケアライン
繰り返しできるニキビには、ニキビを予防する効果のあるスキンケアラインがおすすめです。
新しいニキビを作らせないケアを取り入れましょう。
d プログラム|アクネケア ローション MB

d プログラム『アクネケア ローション MB』は、ニキビを予防するトラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウムの2種類の有効成分を配合したニキビケア化粧水です。
美肌菌に着目し、みずみずしいうるおいを与えながら大人ニキビを予防します。
アクネケアはオレンジのパッケージが目印です。
商品名 | アクネケア ローション MB |
価格/容量 | 3,780円(税込)/125mL |
有効成分 | トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム |
d プログラム|アクネケア エマルジョン MB

d プログラム『アクネケア エマルジョン MB』は、大人のニキビを予防する薬用乳液です。
『アクネケア ローション MB』とラインで使用でき、肌をやわらげながらみずみずしいうるおいで包み込みます。
商品名 | アクネケア エマルジョン MB |
価格/容量 | 4,070円(税込)/100mL |
有効成分 | トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム |
エイジングケアにおすすめのスキンケアライン
年齢とともに現れるシミやシワ、乾燥などさまざまなエイジングサイン。
気になる肌悩みをまるごとケアできるエイジングケアにおすすめのスキンケアラインをご紹介します。
ONE BY KOSE|ディープ ハイドレーター

ONE BY KOSE『ディープ ハイドレーター』は、シワ改善と美白効果のある有効成分ナイアシンアミドを配合した保湿化粧水です。
シワと美白へのWアプローチができるナイアシンアミドは、積極的にエイジングケアに取り入れたい成分。
ややとろみのあるまろやかなテクスチャーの化粧水で、エイジングサインにアプローチします。
商品名 | ディープ ハイドレーター |
価格/容量 | 3,520円(税込)/160ml |
有効成分 | ナイアシンアミド |
ONE BY KOSE|セラム シールド

ONE BY KOSE『セラム シールド』は、シワ改善とうるおい改善のW効果のある有効成分ライスパワーNo.11+を配合したバームタイプの美容液です。
バームでありながらテクスチャーはみずみずしく、肌にのせると美容水がじゅわっと溢れ出します。
シワが気になる箇所のみの部分使用もできるので工夫してみてください。
『ディープ ハイドレーター』と『セラム シールド』のシワ改善は、それぞれメカニズムが異なるためラインで使っても多角的なアプローチが可能です。
商品名 | セラム シールド |
価格/容量 | 990円(税込)/7g 5,500円(税込)/40g |
有効成分 | ライスパワー®No.11+ |
スキンケアのライン使いは自分の肌と相談して決める
スキンケアのライン使いは必ず必要なものではありませんが、気に入ったラインや肌悩みに合うラインを見つけると、スキンケアがとてもスムーズになります。
購入時に迷うこともなく、価格帯も決まっているので予算オーバーしにくいのもメリットのひとつです。
どれを選ぶかは、ご自身の肌悩みや肌と相談してベストなラインを見つけてくださいね。