韓国コスメの成分表示は日本と同じ基準?

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韓国コスメのパッケージを見て「この成分表示、日本で売っているものと同じ基準かな?」と感じたことはありませんか?日本でも人気の韓国コスメですが、成分表示の仕方は日本の化粧品と違いがあるのか気になりますよね。

本記事では、韓国コスメの成分表示ルールについて詳しく解説します。日本語で全成分表示されている韓国コスメもご紹介しますので、ぜひ韓国コスメを選ぶ際の参考にしてみてください。

この記事でわかること

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日本と韓国の化粧品の成分表示ルールはどう違う?

化粧品の成分表示は、自分の肌に合うかどうかを判断する大切な手がかり。とくに敏感肌やアレルギーのある方にとっては、どんな成分が入っているかは重要なチェックポイントになります。日本と韓国の化粧品の成分表示にどのような違いがあるのかを見ていきましょう。

表示が義務付けられている成分

日本

日本の化粧品は、薬機法によりすべての成分を表示することが義務付けられています。ただし、キャリーオーバー成分と呼ばれる、人体や製品に影響を与えないほど微量しか含まれない成分は表示する必要がありません。

韓国

韓国コスメも日本の基準と似ており、韓国の化粧品法により全成分の表示が求められています。人体に無害な少量含有成分など総理令で定める成分は表示の義務がなく、省略が認められることもあります。

成分の表示順番

日本の化粧品は、配合量が多い順に成分を表示するルールがあります。ただし配合量が1%以下の成分については、順不同で記載可能です。

韓国コスメも同様に、原則として配合量が多い成分から順に表示するルールがあります。また、韓国でも1%以下で使われた成分については順不同で記載でき、日本の基準とほとんど同じです。

濃度の表し方

日本の化粧品ではあまり一般的ではありませんが、韓国コスメでは成分の配合濃度を「○○%配合」と表示するケースがあります。ただし、濃度の表示については韓国コスメと日本では大きな違いが。

日本では製品全体の割合をもとに濃度を表示する必要があります。

韓国

一方で、韓国コスメではある程度自由な表示が可能とされています。「2%配合」と表示されていても実際には0.2%しか配合されていない場合があるため、濃度が気になる場合は注意が必要です。

同じ商品でも韓国と日本で成分表示が違うことはある?

同じ商品であっても、韓国向けの製品と日本向けの製品で成分表示が異なることは珍しくありません。どのような違いがあるのかを理解して、購入時には製品パッケージの成分表示をしっかり確認することが大切です。

法律や制度の違いによる表示の差

日本と韓国では、薬機法や化粧品法といった規制が異なるため、同じ商品でも成分の表示内容が変わることがあります。たとえば、日本では使用できない成分が配合されている場合、日本向けに販売する際には成分が調整されるケースがあります。

薬機法に合わせた処方変更

韓国コスメは、日本の薬機法に適合するように成分が変更されることがあります。たとえば、美白成分などの機能性成分が日本の基準に合わせて調整されることがあり、韓国版と日本版のパッケージを比較すると成分表示の内容が異なる場合も。日本で化粧品として販売されている韓国コスメは、このように日本向けに処方が変更されていると考えてよいでしょう。

韓国コスメの成分表示を読む方法は?

韓国コスメは現地向け商品だと成分がハングルや英語で書かれているため、慣れていないと読みづらいと感じる方も多いでしょう。ここでは、韓国語で書かれた成分表示を読む方法をご紹介します。韓国旅行でコスメを買いたい人や、Qoo10などで韓国コスメを買いたい人は参考にしてみてください。

翻訳アプリを使う

韓国語の成分表を理解するのが難しい場合は、翻訳アプリを活用すると便利です。カメラで文字を読み取って翻訳できるアプリなら、パッケージのハングルや英語もすぐに日本語に変換できます。

Google翻訳Papagoといったアプリの画像翻訳機能を使うとよいでしょう。

韓国コスメ情報サイトを見る

韓国で有名な化粧品情報サイトファフェ(화해)では、多くの製品の全成分が韓国語で掲載されています。ファフェに掲載されている成分一覧を翻訳ソフトで日本語に変換すれば、どのような成分が使われているのか知ることができますよ。成分だけでなく口コミをチェックしたいときにも便利です。

公式サイトや販売サイトから問い合わせる

ブランド公式サイトや、Qoo10などの韓国コスメ販売サイトから成分について問い合わせるのも一つの方法です。「全成分を知りたい」「配合成分を日本語で教えてほしい」といった内容で問い合わせをすれば、回答が得られるでしょう。

日本公式サイトがあるブランドなら、公式サイトに日本語で全成分が記載されているケースもありますよ。

日本語で成分表示されている韓国コスメ5選

韓国コスメを選ぶ際、日本語で成分表示されていると自分に合うものを見つけやすいですよね。ここでは、公式サイトで日本語の成分表示が確認できる韓国コスメをご紹介します。日本向けに処方された商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。

1.MISSHA | ミシャビタシープラス美容液

公式サイト:MISSHA JAPAN(ミシャジャパン)公式オンラインショップ

ビタミンC※1とコラーゲン※2を配合し、肌にうるおいを与えることで毛穴を目立ちにくくする毛穴ケア美容液。
成分が肌の角質層まで浸透しやすくするため、リポソーム構造のカプセルを採用しています。
パッチテスト済み※3で、日本向けに処方された製品です。

商品名ミシャビタシープラス美容液
価格/容量2,200円(税込)/30ml
  1. 3-O-エチルアスコルビン酸・アスコルビルグルコシド(整肌成分)、アスコルビン酸(製品の酸化防止剤)
  2. 加水分解コラーゲン(保湿成分)
  3. すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません

2.INNISFREE | レチノール PDRN アドバンスド セラム

3種のレチノール※1とPDRN※2を配合し、毛穴が気になる肌にハリや弾力を与える美容液。
保湿成分が角質層のすみずみまで浸透して、キメが整ったなめらかな肌へと導きます。
敏感肌も使いやすい処方で、とろみのある濃厚なテクスチャも特徴です。

商品名レチノール PDRN アドバンスド セラム
価格/容量4,400円(税込)/25ml
  1. レチノール、レチノイン酸ヒドロキシピナコロン、メチレンジオキシケイヒ酸コジル(全て整肌成分) 
  2. 乳酸桿菌培養溶解質(保湿成分)

3.VT COSMETICS | CICAクリーム

公式サイト:VT(ブイティー)公式オンラインショップ

整肌成分のツボクサエキスや保湿成分のセラミドNPを配合したジェルクリーム。
油分・水分バランスを整えて、肌のバリア機能をサポートします。
みずみずしいテクスチャーで肌になじみやすく、敏感肌にも配慮した処方です。

商品名CICA クリーム
価格/容量2,730円(税込)/50ml

4.TIRTIR | MASK FIT TONE UP CREAM

(ベージュ)
公式サイト:TIRTIR
(ピンク)
公式サイト:TIRTIR
(イエロー)
公式サイト:TIRTIR

厚塗り感のない、ナチュラルなトーンアップを叶えるメイクアップベース。
ベージュ・ピンク・イエローの3色から自分の肌悩みに合わせて選べます。
しっとり保湿感のあるテクスチャーで肌なじみがよく、SPF50+/PA++++の紫外線カット機能を備えているのも魅力です。

商品名MASK FIT TONE UP CREAM
価格/容量2,420円(税込)/50ml
  • メイクアップ効果による

5.Milk Touch | オールデイスキンフィットミルキーグロウクッション

公式サイト:Milk Touch JAPAN ストア

整肌成分のグルタチオンを配合し、メイクしながらスキンケア効果に期待できるクッションファンデーション。
軽いつけ心地で肌にぴたっと密着して、自然なツヤ感のある肌に仕上げます。
重ね付けをしても厚塗りになりにくく、カバー力に優れているのもポイントです。

商品名オールデイスキンフィットミルキーグロウクッション
価格/容量2,970円(税込)/15g

成分表示を確認して自分に合った韓国コスメを見つけよう

韓国コスメの成分表示は、日本の化粧品の基準と似ている点もあれば違う点もあります。どんなルールで成分表示されているのかを理解すると、より自分に合った韓国コスメを選びやすくなりますよ。韓国コスメのなかには日本向けに処方された商品や日本語で全成分表示された商品もあるので、ぜひ自分にぴったりのアイテムを見つけてみてくださいね。

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