日差しが気になる季節に欠かせない日焼け止め。落とし方を間違えると、肌への摩擦が増えたり、落とし残しによる肌トラブルにつながったりする恐れがあります。
毎日使う日焼け止めだからこそ、落とし方もきちんと押さえておきましょう。
この記事では、日焼け止めの正しい落とし方と、日焼け止めを落とすときにおすすめのクレンジング5選をご紹介します。
日焼け止めちゃんと落ちてる?落とし方を間違うと肌トラブルの原因に
一見サラっとした使い心地の日焼け止めでも、肌にしっかり密着しているため通常の洗顔では落としきれないことがあります。
その日塗った日焼け止めは、寝る前にしっかり落とすのが基本です。
落としきれなかった日焼け止めが肌に残ったままだと、以下のような肌のトラブルを引き起こす原因になります。
- 毛穴詰まり
- ニキビ
- ごわつき
- くすみ
「ちゃんと洗ったつもりなのに、肌がざらつく」と感じる場合、クレンジング不足や洗い残しが影響している可能性があります。
日焼け止めタイプ別の落とし方
日焼け止めの性質によって落とし方が異なります。使用前にパッケージの表示を見て、適切な落とし方を確認しておきましょう。
ここでは、「ウォータープルーフタイプ」と、「普段使いタイプ」の日焼け止めの落とし方を解説します。
ウォータープルーフタイプ
ウォータープルーフの日焼け止めは、SPF値やPA値が高くUV効果も高いうえ、汗や水にも強いタイプです。長時間外出する日や日差しが強い日に重宝されます。
ウォータープルーフの日焼け止めは、オイルやバームのクレンジングを使ってしっかり落とすことが大切です。
ウォータープルーフタイプは肌に密着していて、石鹸やボディーソープだけでは落ちにくいため、クレンジングを使ってオフしましょう。
普段使いタイプ
通勤やちょっとした外出向けの軽い使い心地の日焼け止めは、普段使い用として重宝されます。
SPF値やPA値が低くウォータープルーフタイプに比べると落ちやすいですが、クレンジング剤は使用するのが無難です。ミルクやジェルタイプのクレンジングでさっと落としましょう。
石鹸オフの表記がある日焼け止めであれば、石鹸や洗顔のみでも落とせます。中には、お湯だけで落とせる日焼け止めもあるので、お好みのものを選びましょう。
日焼け止めの正しい落とし方
ここでは「顔」「体」に分けて、日焼け止めの正しい落とし方を解説します。
顔の場合
乾いた手にクレンジングを取り、手のひらで温めるようになじませます。
Tゾーンから順に、顔全体を丁寧に洗いましょう。
強くこすらず、やさしく円を描くようにクレンジングをなじませるのがポイントです。
一気に流すのではなく、ぬるま湯で少しずつ乳化してなじませてからすすぐことで洗い残しが減ります。

体の場合
体に塗った日焼け止めは、クレンジングを使って落としましょう。
クレンジング後は、石鹸やボディソープで洗い上げます。
日焼け止めを落とすときにおすすめのクレンジング5選
ここでは、日焼け止めを落とすときにピッタリのクレンジングを5つ紹介します。
お使いの日焼け止めに合ったクレンジングを選んでみてください。
ファンケル|マイルドクレンジングオイル

とろとろのオイルを肌になじませるとメイクと日焼け止めを浮かせます。サラッと水に馴染みながら汚れを落とせるクレンジングです。
摩擦レスで、洗い上がりスッキリ。
防腐剤や合成香料など5つの無添加処方※で、使い続けるほど美しい素肌を目指せますよ。
濡れた手でも使えるうえ、ウォータープルーフの日焼け止めやメイクのオフもできるので、お風呂の中でも使いやすいアイテムです。
商品名 | マイルドクレンジング オイル |
価格/容量 | 1,078円 (税込)/60mL 1,870円 (税込)/120mL |
- 防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤不使用
キュレル|ジェルメイク落とし

肌なじみのいいジェルタイプのメイク落としです。
落ちにくい日焼け止めもすっきり落とします。
肌荒れを防ぐ消炎剤(有効成分)配合※で、肌の敏感な方にも使いやすい1本です。
肌をゴシゴシこすらなくてもメイクや日焼け止めを落とせ、肌への負担が少ないので、紫外線による肌ダメージが気になる季節にもピッタリのアイテムです。
商品名 | ジェルメイク落とし |
価格/容量 | 1,100円(税込)/130g |
有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム |
- 肌荒れを防ぐ有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム
shu uemura|アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn

椿オイル※1配合で、濃密なテクスチャーがメイクもUVもしっかりオフ。洗い上がりもなめらかな使い心地です。
13種類の美容成分配合※2で、まるでスキンケアをしたかのような保湿感です。
W洗顔が不要なので、仕事帰りの慌ただしい日にも重宝します。
1回4プッシュを目安にお使いください。
商品名 | アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn |
価格/容量 | 6,270円(税込)/150mL 15,400円(税込)/450mL |
- ツバキ花エキス:整肌成分
- ミリスチン酸イソプロピル、トリカプリル酸/カプリン酸グリセリル、トウモロコシ胚芽油、ホホバ種子油、サフラワー油、メドウフォーム油、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、オリーブ果実油、オレイン酸ポリグリセリル-2、ジカプリン酸ポリグリセリル-6、パルミチン酸アスコルビル、ツバキ種子油、ツバキ花エキス:すべて整肌成分
無印良品|マイルドジェルクレンジング

無印良品のマイルドジェルクレンジングは、うるおい成分※1を配合し天然由来成分100%※2にこだわったクレンジングジェルです。
とろみのあるジェルが肌に密着して、汚れを浮かして落とすからメイクや日焼け止めをしっかりオフできます。
150gで690円とコスパ面でも優れているので、体の日焼け止め落とし用としても使いやすいアイテムです。
商品名 | マイルドジェルクレンジング |
価格/容量 | 350円(税込)/30g 690円(税込)/150g 850円(税込)/220g |
- ヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸(アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン)
- 天然成分を化学的に反応させた成分を含みます
N organic|モイスチュア&バランシング クレンジングミルク

とろけるようなミルクテクスチャーで日焼け止めや軽いメイクをしっかり落とせるクレンジングです。
7種の植物由来成分※がお肌のハリを与え、洗い上がりもしっとりした使い心地です。
精油をブレンドした心地良い香りが、忙しい日常にリラックス時間を演出してくれます。
商品名 | モイスチュア&バランシング クレンジングミルク |
価格/容量 | 3,740円(税込)/180g |
- ホホバ種子油、アルガニアスピノサ核油(保湿)、アーモンド油、カニナバラ果実エキス、トウキンセンカ花エキス、カミツレ花エキス、レモン果皮油(整肌成分)
日焼け止めを落とすときの注意点
誤った方法で日焼け止めを落とすと、肌に負担をかけてしまいます。
肌にダメージを与えないためにも、洗顔時の注意点を見ていきましょう。
強くこすりすぎると肌への負担になる
日焼け止めを落とすときに強くこすりすぎると、摩擦が起きやすく、肌の乾燥や肌荒れの原因になってしまいます。
とくに、水に落ちにくい日焼け止めの場合、毛穴の奥まで落としたくてゴシゴシこすってしまいがちなので注意が必要です。
洗顔後のスキンケアを忘れないで
日焼け止めを落とした直後は、皮脂やうるおいも落ちている状態。
そのままにしてしまうと、乾燥するので保湿ケアは大切です。
化粧水でたっぷり水分補給をして、美容液や乳液でしっかりフタをしてあげましょう。
日差しを強く浴びた日は、日焼け止めを塗っていても紫外線によるダメージやほてりが残る場合もあるため、いつも以上に保湿ケアに力を入れましょう。
正しい日焼け止めの落とし方を知って美しい素肌を目指そう
肌に密着した日焼け止めは、クレンジングでしっかり浮かせ、すすぎ残しのないように落とすのが大切です。
落とし方を誤ってしまうと、日焼け止めが肌に残り、肌のごわつきやトラブルにつながることがあるので注意してください。
日焼け止めが欠かせない季節も上手に肌ケアを行い、肌本来の美しさを目指しましょう。