【花粉の時期の紫外線対策】肌荒れしにくい日焼け止めの選び方とおすすめ商品7選

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3月は紫外線が強くなり始め、花粉対策と紫外線対策の両立が必要になってきます。しかし、肌荒れしやすい時期は、日焼け止めで肌荒れしてしまうこともあります。

そこで今回は、肌荒れしにくい日焼け止めを中心に、花粉対策と紫外線対策ができるおすすめ商品をご紹介します。肌荒れ時に使いやすい日焼け止めの選び方や、花粉症に効果的な食べ物についてもお伝えしますのでぜひ参考にしてください。

目次

3月は花粉と紫外線の両方に注意

3月は花粉の飛散が多くなることから、花粉症対策に目が行きがちですが、紫外線にも注意が必要な季節です。

紫外線は3月から急激に強くなり、気象庁のUVインデックスによると、1月の紫外線が1.8に対し3月は3.5とほぼ倍になっています。

日焼け止めを塗らずに紫外線を浴びると、じわじわとメラニンが生成されシミだけでなく、シワやたるみの原因にもなってしまいます。

3月以降は花粉症対策と平行して、紫外線対策もおこないましょう。

※ 参考資料:気象庁

【花粉の時期】刺激になりにくい日焼け止めの選び方

日焼け止めには、大きく分けると紫外線吸収剤紫外線拡散剤の2種類があります。

「紫外線吸収剤は刺激が強い」「紫外線拡散剤は刺激が弱い」と思っている方もいるかもしれませんが、一概には言えません。

花粉の時期は、花粉が肌に付着することで肌荒れが生じやすくなり、いつもは大丈夫な日焼け止めでも刺激を感じたり肌荒れがひどくなったりするケースがあります。

花粉の時期に使用できる「刺激になりにくい日焼け止め」の選び方をお伝えします。

紫外線吸収剤・酸化亜鉛不使用を選ぶ

紫外線吸収剤には、紫外線を吸収して別のエネルギーに変換する性質の成分が配合されています。

紫外線吸収剤の主な成分

  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • エチルヘキシルトリアゾン
  • オキシベンゾン-3
  • ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル など

紫外線拡散剤には、紫外線を反射させて物理的にカットする性質の成分が配合されています。

紫外線拡散剤の成分

  • 酸化亜鉛
  • 酸化チタン

肌刺激になりやすいのが「紫外線吸収剤」と紫外線拡散剤に配合される「酸化亜鉛」です。

この2つが不使用の日焼け止めを選ぶと、肌荒れや肌に合わないというリスクが軽減されます。

日焼け止めを選ぶときはノンケミカル処方(紫外線拡散剤)かつ「酸化チタン」のみ配合されたものを選ぶのがおすすめです。

※ 参考資料:化粧品オンライン

SPF30前後の商品を選ぶ

SPFの数値が高いほど、紫外線防御成分が多く配合されています。

SPF50の日焼け止めを使うと肌荒れや刺激を感じるが、SPF30なら使えるという方もいます。

近年は、日焼け止めの技術の向上により、高SPFの商品が多くなっていますが、SPF30前後の日焼け止めも販売されているので、購入時にチェックしてみてください。

花粉の時期におすすめの日焼け止め

花粉の時期に使用しやすい日焼け止めとして、紫外線吸収剤と酸化亜鉛が不使用の日焼け止めを厳選しました。

花粉の時期に肌荒れに悩まされる方は、ノンケミカル処方かつ酸化亜鉛不使用の以下の商品をチェックしましょう。

ミノン  アミノモイスト エイジングケア デイクリームUV

公式サイト:第一三共ヘルスケア株式会社

ミノン の『アミノモイスト エイジングケア デイクリームUV』は、シワを改善し、しみ・そばかすを防ぐ※1ナイアシンアミドと肌あれを防ぐグリチルリチン酸2Kを配合した薬用UVクリームです。

ミノンは敏感肌向けのスキンケアで有名ですが、敏感肌でも使いやすく機能性のある日焼け止めとして2024年8月に発売されました。

ピンクカラーのクリームは、肌をトーンアップ※2させ明るい肌見せを演出します。

商品名ミノン  アミノモイスト エイジングケア デイクリームUV
価格/容量2,860円(税込)/30g
有効成分ナイアシンアミド、グリチルリチン酸2K
SPF・PASPF50+・PA++++

※1 メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ
※2 メーキャップ効果によるもの

ビオレ UVアクアリッチ ウォータリーホールドクリーム

公式サイト:花王株式会社

『ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリーム』は、ノンケミカル処方(紫外線吸収剤フリー)の日やけ止めです。紫外線散乱剤をみずみずしいアクアカプセルに閉じ込め、塗り広げると肌にすっとなじむ使用感です。2025年2月にリニューアル発売されました。

SPF50・PA+++と高SPFながらも石けんでオフできるスキンケア仕様になっています。

商品名ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリーム
価格/容量1,650円(税込)/50g
SPF・PASPF50・PA+++

メンターム  ベルディオUVマイルドジェルN

公式サイト:株式会社近江兄弟社

メンターム の『ベルディオUVマイルドジェルN』は、うるおい成分ツボクサエキス、ハトムギエキス、モリンガエキス、オウゴンエキス、エーデルワイスエキスを配合したUVジェルです。乳液のようなのびやかな使用感でしっとりしたうるおいを与えます。

ベルディオの『UVバリアミルク』は、ノンケミカルですが「酸化亜鉛」が配合されており『UVモイスチャージェルN』は、紫外線吸収剤配合なので、間違えないようにしましょう。

おすすめ商品の『ベルディオUVマイルドジェルN』は、黄色がワンポイントになっているパッケージです。

商品名ベルディオUVマイルドジェルN
価格/容量990円(税込)/80g
1,760円(税込)/220g
SPF・PASPF30・PA+++

ヴェレダ  エーデルワイス UVバリアクリーム 

公式サイト:株式会社ヴェレダ・ジャパン

ヴェレダ の『エーデルワイス UVバリアクリーム』は、保湿成分や植物エキスを配合したオーガニックUVクリームです。過酷なアルプスの山岳地帯に生息するエーデルワイスの生命力に着目して作られた日焼け止めで、2024年2月にリニューアル発売されました。紫外線、ブルーライト、近赤外線をトリプルカットします。

防腐剤無添加のため使用期限は3〜4か月と短めなので、封を開けたら早めに使い切ってください。

商品名エーデルワイス UVバリアクリーム
価格/容量3,080円(税込)/30mL
4,620円(税込)/60mL
SPF・PASPF50+・PA+++

※ エーデルワイス、サフラン、ツボクサ、カツミレ(すべて保湿成分)

花粉ガードにおすすめのアイテム

花粉はマスクやメガネで付着を防げますが、花粉をガードする便利ないアイテムも販売されています。

服や肌に使える花粉ガードにおすすめのアイテムを取り入れるとより効果的です。

アレルブロック  花粉ガードスプレー モイストヴェール

公式サイト:アース製薬株式会社

アレルブロック『花粉ガードスプレー モイストヴェール』は、髪や肌にスプレーすると、花粉やPM2.5、ハウスダスト、ウイルスの付着が防げるアイテムです。ミストタイプなのでメイクの上から、服の上からも使用できます。

やさしく香る天然ローズゼラニウム水を配合しています。

商品名アレルブロック  花粉ガードスプレー モイストヴェール
価格/容量オープン価格/75mL

d プログラム  アレルバリア ミスト N

公式サイト:資生堂ジャパン株式会社

d プログラム『 アレルバリア ミスト N』は、花粉やほこりなどの微粒子の付着を防ぐミストタイプの化粧水です。

オイル層と化粧水層の2層式タイプで、メイク後に使用すると皮脂崩れを防止し、メイク持ちをサポートします。敏感になりがちな春の保湿アイテムとしても使用できます。

商品名d プログラム アレルバリア ミスト N
価格/容量1,650円(税込)/57mL

イハダ アレルスクリーン EX

公式サイト:株式会社資生堂

イハダ『アレルスクリーン EX』は、特許技術「微粒子吸着防止技術」により、イオンの透明ベールで花粉、PM2.5、ウイルスの付着を抑制するスプレーです。

ミクロの霧状なので、メイクの上からや服の上からもスプレーできます。

商品名イハダ アレルスクリーン EX
価格/容量990円(税込)/50mL
1,760円(税込)/100mL

肌荒れ時は日焼け止め+フェイスパウダーがおすすめ

花粉や黄砂などで肌荒れが起きやすい春は、肌に負担のかかりにくい日焼け止めを塗り、フェイスパウダーでさらっと仕上げるのがおすすめです。

日焼け止めの種類によっては、肌表面がしっとりするタイプもあり、そのまま外出すると花粉が密着しやすくなります。フェイスパウダーで仕上げて花粉の付着を防ぐスプレーをすると、より効果的に予防できます。

石けんで落とせるタイプの日焼け止め+フェイスパウダーだと、落とすときの負担も軽くなります。

花粉症対策に効果的な食べ物

花粉症はつらいアレルギー症状です。快適に春を過ごせるように、花粉症対策に効果が期待できる食べ物について解説します。

花粉症対策に効果が期待できる食べ物

花粉症対策に効果が期待できる食べ物は「乳酸菌」「青魚」「ハイカカオチョコレート」などがあります。

ヨーグルト・味噌・キムチなどの発酵食品

乳酸菌が含まれる発酵食品は、腸内環境を整え、免疫の働きを正常化することが期待されています。

雪印メグミルクからは、花粉やハウスダストなどによる目や鼻の不快感を緩和する機能性表示食品乳酸菌ヘルベヨーグルトが販売されており、乳酸菌ヘルベとGABAが配合されています。また、GABAは、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能があることが報告されています。

エビデンスが確認された機能性表示食品を取り入れると、手軽に予防ケアができます。

サバやイワシなどの青魚

花粉症の原因となるヒスタミンというアレルギー物質を抑える効果のある食べ物は、サバやイワシなどの青魚です。

花粉症を予防したい方は、普段の食事に青魚を取り入れてみるといいでしょう。

カカオ70%以上のハイカカオチョコレート

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、抗アレルギー効果があることが報告されています。

カカオ70%以上のハイカカオチョコレートは、カカオポリフェノールが多く含まれていることから、適度な摂取で花粉症の予防が期待できます。

春は花粉と紫外線対策で美肌を目指す

肌荒れしやすい春は、花粉と紫外線対策をおこなうことで肌荒れを予防できます。肌荒れを回避してすこやかな肌を維持できることこそが美肌ケアにつながります。

低刺激で肌を守る日焼け止めや花粉予防アイテムを活用し、肌荒れを回避して美肌を目指しましょう。

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この記事を書いた人

「自分の肌に合ったものを見つける」ことをコンセプトに中立公正なスキンケア情報を得られるよう、質の高いコンテンツ作りに努めています。気になる美容のトピックや知りたいことがあれば、ぜひお問い合わせください。

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