実は微生物!?話題の『ガラクトミセス化粧品』を詳しく解説丨おすすめ4選

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韓国コスメなどをはじめ巷で話題を集めている「ガラクトミセス化粧品」
保湿ケアや皮脂コントロール、エイジングケアなど、幅広い面での美肌効果が期待されている注目のアイテムです。
そんなガラクトミセス化粧品、実は「ガラクトミセス」自体は美容成分ではなく“微生物”だということをご存知ですか?
微生物と聞くと、学校の顕微鏡で見るような生き物を想像してしまいますよね。

美容効果や注目度から、今こそ詳しく知りたいガラクトミセス。
微生物というその実態や、化粧品としての特徴、効果など、すみずみまでご説明いたします。

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目次

微生物って本当?『ガラクトミセス』の正体

ガラクトミセスは、微生物の仲間である「酵母」の一種です。

酵母は菌やカビのように生きた存在で、糖分をアルコールと炭酸に分解する働きがあり、この過程を発酵といいます。身近なところでは、ビールを作るビール酵母やパン作りに用いるイースト菌なんかも酵母の一種で、麦芽に含まれる糖をアルコールと炭酸にすることでビールができます。

ガラクトミセスも本来はお酒造りに使われる酵母のひとつ。お酒を造る杜氏の手がキレイであることから、その美容効果に着目されたのが化粧品としての使用のはじまりです。酵母であるガラクトミセスが発酵する際に作られる様々な成分が、美肌作りのカギを握っています。

ガラクトミセス化粧品に入っているもの

化粧品に配合されているのはガラクトミセスそのものではなく、ガラクトミセスを培養(育成)するときに使われる培養液です。製品自体にガラクトミセスを入れてしまうと、発酵が進み品質が変わってしまいますからね。

培養液の中には、ガラクトミセスが発酵の過程で生み出した栄養素がたっぷり含まれています。培養液からガラクトミセスと不純物などを取り除くことで、肌に良い成分を持ち合わせた、まるで美容カクテルのような液体ができあがります。これがガラクトミセス化粧品のゆえんとなる、ガラクトミセス培養液です。

ガラクトミセス化粧品の効果

ガラクトミセス培養液の中には、アミノ酸やピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸NaといったNMF成分(肌が持つ天然の保湿因子)をはじめ、ビタミン類、ミネラルなど、肌の調子を根本から整える様々な成分が含まれています。そのためスキンケアとして使い続けることで、次のような効果が期待できます。

  • 肌にうるおいを与えバリア機能をサポート
  • キメを整え、なめらかな肌に導く
  • 皮脂分泌を適度にし毛穴ケアやニキビケアをサポート
  • 肌に栄養を与えエイジングケアをサポート

ガラクトミセス化粧品の種類と違い

さまざまなガラクトミセス化粧品がありますが、主に次のような違いがあります。

培養液の違い

ガラクトミセスを培養するときに使う培養液に違いがあります。乳製品由来のものを使用したり、植物由来のエキスを使用したりと製品によって様々です。培養液が異なることで、最終的に培養液中に含まれる成分に少しずつ違いがでます。製品によって培養液の由来が開示されているもの、いないものがありますが、いずれもNMFやビタミン類等を共通して含むのが特徴です。

配合成分の違い

美肌効果を上げるため、ガラクトミセス培養液以外にも肌悩みに沿った美容成分がプラスで配合されているものがほとんどです。製品ごとにコンセプトや配合成分が異なり、それぞれ違った魅力を得られます。

ガラクトミセス化粧品の選び方

選ぶ際に意識したい点は主に次の2つです。

1.アレルギー

アレルギーをお持ちの方は、培養液に何を使用しているかをチェックしましょう。

例えば乳製品にアレルギーがある方は、乳製品由来の培養液は避けるのが無難です。全成分表示に「ガラクトミセス培養液/◯◯エキス」「ガラクトミセス培養液(◯◯)」のように由来が確認できるものもあるので、商品選びの際は確認してみてくださいね。

記載がなく不安な場合は、ホームページの説明を読んだり、メーカーに問い合わせたりしてみましょう。

2.配合成分

肌悩みや目的に合った美容成分が配合されているものを選びましょう。スキンケアを続ける中での美容効果がより期待できます。反対に、敏感肌や刺激を感じやすい肌の方は、刺激性のある成分が含まれていないかをチェックしましょう。防腐剤や香料等、肌に合わない成分の有無を確認してくださいね。

ガラクトミセス化粧品丨おすすめ4選

数多くあるガラクトミセス化粧品ですが、その中でもガラクトミセス培養液が高配合されているものをご紹介します。
化粧品の全成分表示は配合量が多い順に記載されていて(医薬部外品を除く)、ご覧になっていただくと分かる通り大半の化粧品は主成分に「水」を使用しています。
そこで、水の代わりにガラクトミセス培養液を主成分に使っているものを4選ピックアップしました。

フロムネイチャー|エイジ インテンストリートメントエッセンス

公式サイト:FROMNATURE

製品中の95.7%をガラクトミセス培養液※1で占める化粧水。
ほとんどが水である化粧水だからこそ、その違いを確かめるのにもってこいの製品です。
しかも340mlの大容量!通常の化粧水としてだけでなく、ミストボトルに移し替えて日中の保湿に使ったり、拭き取り化粧水として使ったり、その可能性を存分に堪能できるアイテムです。
ナイアシンアミド※1やヒアルロン酸Na※2などの美容成分も配合、皮膚刺激テスト※3も完了しています。

商品名エイジ インテンストリートメントエッセンス
価格/容量– /340ml
  1. 整肌成分
  2. 保湿剤
  3. 全ての方に皮膚刺激が起こらないということではありません。

LATINOU(ラティーヌ)|Facial Essence

公式サイト:LATINOU

エイジングケア※1に力を入れたい方にはぜひ一度お試しいただきたいアイテム。
主成分にガラクトミセス培養液※2を用い、さらにリポソーム化された「ヒト臍帯血 × ヒト臍帯」由来のダブルの幹細胞培養液※3を配合。
肌のハリに働きかける大人の肌に嬉しい成分がぎゅっと詰め込まれた、ミストタイプの化粧水です。

商品名Facial Essence
価格/容量10,340円(税込)/120ml
  1. 年齢に応じたケアのこと
  2. 保湿、整肌
  3. 肌細胞の再生サポート

KISO|フェイシャルトリートメントセラムGA

公式サイト:株式会社基礎化粧品研究所

ガラクトミセス培養液※1を93.6%、ナイアシンアミド※2を4%、保湿成分※3など、美容成分をリッチに配合した美容液です。
肌のベースを整える成分が豊富なので、毛穴やメイクのり、肌のトーンやゆらぎなど、様々な肌悩みに対応します。
8つのフリー処方※4で安心して手に取ることができます。

商品名フェイシャルトリートメントセラムGA
価格/容量2,574円(税込)/30ml
  1. ガラクトミセス培養液、フェノキシエタノール(整肌成分)
  2. 整肌成分
  3. アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマー-2-Na、加水分解ヒアルロン酸Na、ホホバオイル
  4. パラベン、合成香料、合成着色料、シリコン、石油系アルコール、石油系界面活性剤、ミネラルオイル、紫外線吸収剤フリー

ダーマレーザー|ダーマレーザー* ウルセラC

公式サイト:株式会社クオリティファースト

毛穴の悩みに注目したこのアイテム。
ガラクトミセス培養液の基剤に4種のビタミンC※1とナイアシンアミド25%を配合した、メーカーシリーズ最高峰※2の毛穴ケア美容液です。
ビタミンCはナノカプセル化して角質層に届きやすくするなどの工夫がこらされています。
高濃度・低刺激性を追求し、5つのフリー処方※3で優しい使い心地です。

商品名ダーマレーザー* ウルセラC
価格/容量2,200円(税込)/30ml
  1. アスコルビルグルコシド、アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、リン酸アスコルビルMg(整肌成分)
  2. クオリティファーストとして
  3. 防腐剤、アルコール、合成着色料、香料、グリセリンフリー

使い続けて素肌力を高める

ガラクトミセス培養液は、豊富な美容成分を含みながらも肌にマイルドに働きかけるお水のような存在です。
長い目で見て肌の機能を底上げしてくれるので、まずは使い続けることも大切です。
一緒に配合される美容成分の違いで、使用感や肌の心地よさにも違いを感じられますので、ご自身の肌に合うものを見つけてくださいね。

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この記事を書いた人

「自分の肌に合ったものを見つける」ことをコンセプトに中立公正なスキンケア情報を得られるよう、質の高いコンテンツ作りに努めています。気になる美容のトピックや知りたいことがあれば、ぜひお問い合わせください。

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